キバナノアマナの果実。ユリ科キバナノアマナ属。
果実は蒴果、花被片は花後も残ることが多い。その点で花被片は花弁というより萼片的存在。
芽出しから普通2カ月以内に地上部を枯らして休眠状態に入る。典型的な春植物。
キバナノアマナの果実と種子。
春植物の多くはアリ散布。カタクリやエンレイソウ、エゾエンゴサク、フクジュソウなど皆アリ散布だが、キバナノアマナはアリ散布植物とされていない。
キバナノアマナの実生。
実生は細い針状、翌年から徐々に葉の幅や長さ、鱗茎の大きさを増していく。
実生から開花まで最低でも数年はかかる。