ノリウツギの樹形。ユキノシタ科アジサイ属。
「○○ウツギ」と「ウツギ」の名をもつ樹は普通茎が中空になっていて「空木」の意味だとされる。
ウツギの名をもつ樹、6科10属30種ほどに及ぶ。
ノリウツギの内皮(栄養分を運ぶ篩部)には粘液成分が多く、紙すきの糊料として利用され、そこから「糊うつぎ」と呼ばれる。
ノリウツギの冬芽(頂芽)。
頂芽は1個で円錐状球形。
葉痕は倒松形~浅いV字形。
ノリウツギの側芽。
ノリウツギの冬芽は普通対生につく。
ただし、勢いのある徒長枝では3輪生につくことが少なくない。