『ライオンのおやつ』 小川糸 ポプラ社
若くして余命を告げられた雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
真ん中くらいから、号泣しながら読んだ。私が余命いくばくもない告げられたら、この本をもう一度読む。死ぬってこういう感じなのかと思いながら読んだ。
「人生はままならないことばっかり」だが、「腹を立てて起こったところで相手を傷つけるだけだし、自分も疲れるし、いいことないよね」(でも、たまには怒ったり、泣いたりも必要だと私は思う)から「死を受け入れるということは生きたい、もっともっと長生きしたいという気持ちも正直に認めることなんだ」と。
お友達の「人はな、楽しいから笑うんやないんやて。笑うから、楽しくなるねん」「恐怖や嫌悪を感じたら、気分を変えるために手を洗うといい」という言葉も参考にしよう。
「生きることは誰かの光になること」お互いに照らしあって生きる。雫さんは、ホスピスで出会った方の死からいろいろと感じ、周りの方に光を与える。雫さんの蒔いた種は、またどこかで芽吹いていくと思う。
最後に食べたいおやつは何ですか―。友だちは、「シュークリーム!」と言っていた。「ごはんなら、焼きそば」即断できる友だちが、うらやましい。私は、何かな。なんだか、自分がダラダラと人生を生きているような気がする。
若くして余命を告げられた雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
真ん中くらいから、号泣しながら読んだ。私が余命いくばくもない告げられたら、この本をもう一度読む。死ぬってこういう感じなのかと思いながら読んだ。
「人生はままならないことばっかり」だが、「腹を立てて起こったところで相手を傷つけるだけだし、自分も疲れるし、いいことないよね」(でも、たまには怒ったり、泣いたりも必要だと私は思う)から「死を受け入れるということは生きたい、もっともっと長生きしたいという気持ちも正直に認めることなんだ」と。
お友達の「人はな、楽しいから笑うんやないんやて。笑うから、楽しくなるねん」「恐怖や嫌悪を感じたら、気分を変えるために手を洗うといい」という言葉も参考にしよう。
「生きることは誰かの光になること」お互いに照らしあって生きる。雫さんは、ホスピスで出会った方の死からいろいろと感じ、周りの方に光を与える。雫さんの蒔いた種は、またどこかで芽吹いていくと思う。
最後に食べたいおやつは何ですか―。友だちは、「シュークリーム!」と言っていた。「ごはんなら、焼きそば」即断できる友だちが、うらやましい。私は、何かな。なんだか、自分がダラダラと人生を生きているような気がする。