漆かぶれ

　子供は、仕事を辞め、4月から漆工芸を学んでいる。漆工芸を学ぶ者の宿命で漆にかぶれる。土曜日の深夜に「手が腫れている」「痛い」と言い出す。しかし、休日で病院は開いていない。内科や外科は休日診療があるが皮膚科はない。指は赤くパンパンに腫れ、手の甲は赤い斑点だらけ。チクチクじんじんと痛いらしい。熱を持っている。そのうちに水泡ができて、つぶれてジュクジュクする。かゆみがある。

　痛いし、かゆいしで満足に寝られないらしい。指が腫れて曲げにくいので、箸が持ちにくく、ご飯も満足に食べられない。
　今日、学校を休んで皮膚科に行ってきた。アレルギーを抑え、かゆみ湿疹に効く内服薬と塗り薬をもらう。薬を飲むと少しはかゆみが収まってきたようだ。
　漆かぶれがこんなにひどいとは思わなかった。早くよくなるといいね。

　今日は、扇風機を出し、エアコンを使えるように掃除をする。ふと見ると子供の部屋のレースのカーテンに黒カビが･･･｡冬の間は、結露に注意しているが、春はうっかりして結露をほっておいてしまい、カビが発生してしまうことがある。白のレースカーテンをはずし、洗剤を入れたバケツに漬け込む。しかし、ここで問題発生。塩素系の漂白剤を切らしている。買いに行くべきか。でも、めんどくさい。そこで目に留まったのが、お風呂用のカビ取り剤。住居用でも衣料用でもカビ取りには変わらないよね。白だから、色落ちの心配はないしね。と、これが意外に効いたんだな。見る見るうちに黒カビが取れた。
　白い布ものの黒カビにはカビ取り剤が効く!!