ささやかな幸せ

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大好き!「山村コレクション展」

2019-09-18 20:52:37 | 美術鑑賞
「集めた!日本の前衛-山本德太郎の眼 山村コレクション展」 2019.8.3~9.29 兵庫県立美術館
開館時間=10時~18時(ただし、金・土曜日は20時まで) 休館日=月曜日(ただし、祝日・振替休日は開館し、翌火曜日は休館)
 「山村コレクション」とは、兵庫県西宮市に在住の企業家・山村德太郎(1926-1986)が収集し、県立美術館に収蔵された作品群。「アブストラクト(抽象)と人間くさい前衛のはざ間」という方針のもと、まだ評価の定まらない新しい表現を自分の眼で確かめて収集した。
 いやあ、私の好きなものだらけ。幸せな空間。現代美術の好きな人はぜひ!おもしろいです。写真撮影OK。


田中敦子<作品> 電気服で有名な田中敦子さんの作品。そう思うと、丸が電球のようにも見え、線がコードのように見えてくる。黒丸が人の顔を表しているようにも。


篠原有司男<女の祭> カラフル


津高和一<雷神> 色合いが好き。カクカクしたところが雷神ぽい。


斎藤義重<作品R><作品Q> 一つでもいいが、二つ並ぶとお互いに引き立て合っていい


斎藤義重<ペンチ> 平面と思いきやレリーフのように少し出っ張っている


元永定正<ポンポンポン> 私が好きな絵本、元永定正さんの『ころころころ』を思い出す


吉原治良<作品> シンプルだけど、深い。水に浮かぶ赤い島のように見えたり、水色の丸に見えたり。


四宮金一 壁にかかっているのは平面。しかし、立体のように見える。だまし絵みたい。


堀内正和<箱は空にかえってゆく> 手の形が微妙に違う。穴があいているのは、2面だけなので、動くて手は見えなくなる


松本薫<From 90° to 90°<FOLD>-Ⅳ> 折り紙が形を変えるように刻々と形が変わる。動きによって、さまざまな形を見せてくれ飽きない


田中敦子<作品<ベル>> ベルを押していいんですよ。これは、押さないとね。ベルを押すと・・・

展示品が飾ってあるパネルの下のベルがけたたましく鳴動します。こんなの大好き。


白髪富士子<白い板> 一本の川のようにも見える。シンプルで結構好きな作品。


松谷武判<作品6のB><作品6のP> 左はブラジャーに、右はパンチを受けた顔に見える私は変?


白髪一雄<黄帝> 迫力


高松次郎<無題(#1090)> ブルーがきれい。エイやイルカやイワシが泳ぐ海を上からのぞいているみたい


山倉研志<香り> 中央部には人の立体があるが、カモフラージュされてわからないように


李禹煥<関係項> 鉄板の上にガラスを置き、その上に石を置く。ガラスのひびも白い升のように映っている天井の照明も意図せず作品の一部に


吉村益信<豚・pig lib;> サヴィニャックのポスターが元ネタとか。よく二本脚で立っていられること!




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