ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

「黒田辰秋展」

2017-09-20 00:52:04 | 美術鑑賞
 連休に帰省していた子供が忘れ物をして下宿に帰った。忘れ物を届けに家と下宿の中間地点である京都で会う。子どもは学校が、私は用事があったので 待ち合わせは午後6時過ぎ。パートを終え、用事をすませ、京都へ。せっかく、京都に来たのに忘れ物を渡すだけではもったいないので、美術館へ行くことにする。

「京の至宝 黒田辰秋展」 2017.9.2-10.9 美術館「えき」KYOTO
 木工芸の人間国宝であり、木工から漆芸、螺鈿などを手掛けた黒田辰秋の作品展。漆を勉強をしている子どもに言わせたら、すごいの一言だとか。感動していた。

金鎌倉稜四捻香合

●赤漆宝結文飾板 広い面積にきれいに漆を塗るのは、とても大変らしい。しかも、結文の曲線は漆がたまったり流れたリして難しいらしい
●彩漆群蝶図手筐 蝶の絵が精密。蝶の青が美しい。回りの色の対比で青の美しさを際立たせているのではないかと子どもが言っていた。箱の裏面の蝶も見るべし。
●拭漆欅飾棚 木目が美しい。つやがきれい。
●拭漆楢彫花文椅子(黒澤明の椅子) 大きく重厚。座面のカーブがお尻に合って、座り心地がよさそう。横から見る椅子の足のデザインもおもしろい
●赤漆捻八稜棗 ポスターにある香合のような稜線が八つ!あるので、漆がたまらないように塗るのも大変、漆を研ぐという作業も大変だと言う作品らしい。しかも、ふたつきなので、稜線を合わせたリ、ふたがあうようにしたりと技術的にとても難しいらしい。
●白檀塗四稜茶器 この白檀塗とは、金箔の上に漆を塗ったものとか。やわらかい色合い。
●乾漆八稜水指裡耀貝螺鈿 水指の内側が螺鈿。びっしりと螺鈿。
●耀貝白蝶縞螺鈿茶器 螺鈿のブルーが美しい
●乾漆耀貝螺鈿飾筐 大きくて、美しい

 遅くなるまでに家路につくので、夜の京都の風景をじっくりと見たことがない。
京都タワー


京都駅ビルの大階段 グラフィカルイルミネーション 重陽の節句      菊です

 しかし、仕事して、用事して、京都まで美術館行ってと、少々疲れた・・・。
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