ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

「ゾウの長い鼻にはおどろきのわけがある!」「小人たちの黄金」「くまのブウル」

2015-05-18 14:11:00 | 
「関ジャム」
すばるくんがずっとニコニコ楽しそうにしていて、よかった。ゆずが楽曲提供した「T.W.L」は曲が先にあり、誰に歌ってもらおうか?関ジャニ∞に歌ってもらおう!となったなんて知らなかった。丸ちゃんの声が不安定なような気がした。亮ちゃんは、miwaと共演してうれしそうだった。

『ゾウの長い鼻にはおどろきのわけがある!』山本省三・文 喜多村武・絵 遠藤秀紀・監修 くもん出版
科学絵本。知らなかった。ゾウの鼻は、上唇と鼻が一緒に伸びたものだとは。ゾウの腎臓は8つに分かれており、腎臓がいくつかに分かれる動物は、海で暮らす動物に多いこと。つまり、ゾウの祖先は海で暮らし、長い鼻をシュノーケルのとして使っていたかもしれないというのだ。おもしろい!

『小人たちの黄金』ジェイムズ・スティーヴンズ 横山貞子訳 晶文社
「心がきかないかぎり、頭には何も聞こえない。心が今日知ったことを、頭が明日理解するのだ」(『ストーリーテラーへの道』ルース・ソーヤー著 間崎ルリ子他訳 日本図書館協会)この言葉を聞いたとき、感激した。まさにその通りだと。この言葉の出典が、『小人たちの黄金』と知って読んでみた。
洗濯板を盗まれた男が賢者に相談に行く。賢者は、小人のしわざだと言い、男は賢者が伝えた場所へ行く。すると、そこには小人たちの黄金の入った壷があった。男に黄金を盗られた小人たちは、復讐のため賢者に罠をしかける。
アイルランドの神や小人や牧神や魔女がでてくるし、哲学や風刺や皮肉もいっぱいでてくる不思議な雰囲気をもったお話。「心が今日知ったことを、頭が明日理解する」の部分は、間崎訳のほうがピンときた。「思いこそが実体をそなえ、言葉はその衣裳にすぎない。(中略)ぴったり似あう衣裳を着せてやらない以上、輪郭のおぼろなその裸体を見ることができないものである」思いを伝えるには、ぴったりの言葉を使わないと、誤解されるよね。含蓄のある言葉もあれば、こういう言葉もある。「(女は)男がどうしても自分を必要としているからであり、そのせいで、男を愛するようになった」あるあるだ。

『くまのブウル』リダ・フォシェ文 フェードル・ロジャンコフスキー絵 いしいももこ訳編 童話館出版
ふたごのくまの成長を描く絵本。
くまがなんともかわいい。絵が美しい。絵本にしては、文が多く、読み応えがあるので、小学校中学年以上向きだと思う。好きな絵本。
コメント
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