２００９．１０．９． お墓参り

台風１８号が、昨日我が町を駆け抜けたなんて、嘘のような青空。
今日は、ほんとに気持ちの良い秋空が広がっています。

サークルの仲間８人で、お墓参りに行ってまいりました。
私たちは２０年ほど手作り絵本のサークルをやっているのですが、
おととし私たちの大切な仲間の一人が亡くなりました。

１０月になると、皆で彼女に話しかけにやってきます。
お掃除をして、花を活け、お線香をあげ、手を合わせる・・・
彼女は、活動的でテニス大好き、働き者で、てきぱきしてて、
サークルの牽引車的タフさにあふれてました。
手先も器用で、彼女が作った絵本「てぶくろ」のエプロンシアターの
ぬいぐるみたちは、今でも時々思い出して笑みのこぼれる温かな力作。

青森生まれの彼女が読み聞かせする民話は、八戸なまりが誰もまねできない
しみじみとした世界を、聞いてくれている皆さんに・・・

たくさんのことが、ぎゅうっと凝縮してこなせる人は、
風のように駆け抜けてしまうのでしょうか？
わたしは最近そんなふうに思えてなりません。

彼女に会いに来ることで、いつも皆で、「また一年少しずつがんばろうね！」
と決意している気がします。