まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

終戦記念日

2006年08月16日 | Weblog
今日も暑い一日であったが、風があってそのわりに過ごしやすかった。昨日は、61回目の終戦記念日であった。政府広報に「本日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です」とある。私の兄も、フィリピン沖で戦死している。 終戦を迎えたのは、国民学校の4年生であった。あの時も暑い一日であった。大人達は、今日、重大な放送があるという噂が広がっていた。我が家にはラジオがないので、隣の家でラジオを聞く、玉音放送が流れてきて、戦争に負けたことを知る。負けた悲しみより、もう空襲が無いのだという気持ちが子ども心に安堵の思いが強かった。それからがまた、大変な生活を経験するが、新しい出発でもあった、現在のような生活が訪れるとは思えなかった。 昨日小泉総理は、公約を実現するため、靖国神社に参拝したことが大きなニュースになっていた。アジア諸国から批判され、外交が難しい状況になることを知りながら、自らの「心の問題」として、自分のことのみ考え、他を省みない度量の無さを情けなく思う。 . . . 本文を読む