台風7号は近畿をそれて、東海、関東地方に大雨を降らしたが、大阪には雨が暫く遠のき連日の猛暑で植木達は、青息吐息の様子である。勤務を終えて、帰路の途中、ふと、H警察署の前庭の植木を見ると、大きな木々はこの暑さでも元気であったが、アジサイはげんなりと萎れていて、見るからに元気がなかった。根が浅いのか、乾燥に弱いのだろう。我が家でも、植木鉢のアジサイは少し水が足らないと萎れるのを時々見た。その後、バス停の近くの交差点の傍の民家の前に、直径20センチほどの鉢に、鉢に不相応の大きな青木が目についた。普通であれば、根が鉢一杯でこの暑さでは、枯れて当然と思えるが、大きな根が鉢穴を抜けて、土中深く根を下ろしているものと思われる。雨が遠のいた昨日今日、土の浅いところは、乾燥していても深い所はまだまだ水分があるのである。だから、浅いところに根のあるアジサイはすぐに弱るが、あの小さな鉢に植わっていた青木は、深く根を下ろしているからびくともしない。
聖書「その人は、水路のそばに植わった木のようだ。 時が来ると実がなり、
その葉は枯れない。 その人は、何をしても栄える。 詩篇1:3
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