花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

クモキリソウ(雲切草)

2006年07月25日 | 山野草
匠の森のクモキリソウです。
「蜘蛛切草」じゃなくて、なぜか「雲切草」。
山地の林の中などに生育する多年生草本で、花茎は直立し高さ10~20 cm程になります。球形の地下茎から稜のある茎を出します。花はうすい緑色をしていて、蜘蛛の子を散らすように見えます。 なんとも不思議な形のランですね。
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ウツボグサ(靫草)

2006年07月25日 | 山野草
今日の函館は、7月に入って初めての晴天。お日様がやっと顔を出してくれました。
昨日までは20℃以下で、とても夏とは思えませんでしたが、今日は25℃で爽やかな
青空、これぞ北海道の夏!です。

匠の森のウツボグサです。
日当たりの良い山地や高原に生える多年草で、太い花穂が弓の矢を入れる靫(うつぼ)に似ているところからこの名が付きました。高さ10~30㎝程で茎は四角、根本から群がって生えます。花は1.5~2㎝の茎の先に唇形の花を穂状に多数付けます。
花穂は夏に枯れて黒くなってもそのまま立っているところから夏枯草(カコソウ)とも呼ばれます。乾燥した花穂は煎じて飲むと利尿や消炎の効果があるそうです。
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