いいことみ~つけた

小さな喜びみつけて、"幸せ!"って感じられたらいいな!

寂寥感

2014-09-18 09:22:18 | 日記

朝晩は めっきり涼しくなってきた

日中は 日差しが眩いけれど 

陽が落ちると同時に ひんやりした空気が肌を撫でる

 

 

8月に旦那様が急死した彼女は

夕方になったら寂しくて・・・と言って

 ハンカチで目頭を押さえる

 

 

やさしい慰めの言葉をかけてあげたらいいのだけど・・・

私にはできない

「日にち薬よ 慣れるしかないわね!」と あっさり言ってしまう

「あんたは 慣れるしかないというけど」・・・と友人は悲しがる

「この歳まで旦那と一緒だったんだから あなたは幸せだよ」

と また おっかぶせるように言う私

 

 

若い時とは違い 老いてから連れ合いをなくす方が悲しみが深いのだろうな

寂しいと素直にいえる彼女が羨ましい 到底 私にはできないことだから

もう一方では じれったさを感じ ついつい強い言葉を投げかけてしまう私

 

 

私の空いている時間を見計らって 話をしに来る彼女

ここで話ができるだけでも 気が紛れるって!

 

体が悪い上 これといった趣味もなく 人付き合いの下手な彼女

この秋から冬 厳しいものがあるだろうな

 

 

 

暗い話は気持ちが重くなり 押しつぶされそうになる

秋の夕暮は 健康なものだって いくばくかの寂寥感を感じるもの

そんな時私は 甘え上手な半野良猫ボスの体温を感じながら

癒されています