はなもくブログ

平成元年、仙台に重層的なヒューマンネットワークをと結成された、異業種交流会「仙台はなもく七三会」の活動を紹介します。

3月6日の朝例会

2011-04-01 20:56:39 | 例会案内/報告

 東日本大震災のわずか5日前に朝例会があり、旅行作家の櫻井史朗さんが講演されました。演題は「生き生き生きる~作家を目指してお遍路、シルクロードの旅へ~」。

 エジプトで買ったという民族衣装をまとった櫻井さんは、人生を30年サイクルで「成長期0~29歳」、「還元期30~59歳」、「蘇生期(ニューライフ)60~歳」に区分し、40代前半から自分探しを開始しました。

 生涯現役、夢への挑戦、生まれ変わった人生、他人のために役立ちたいと、いろんなことに挑戦。資格、外国語、お茶、ピアノ、旅行、ボランティア、カウンセラー、陸上トレーナー、作家などに興味を持ち、このなかで生涯続けられるものとして、ライフワークである作家、ライフホビーであるピアノをあげています。

 旅の魅力を本に託す旅行作家として、退職後の4日目に四国遍路の旅に出発、出版も果たします。あこがれていたシルクロードもグループや一人旅を実行し、2004年に8カ国、2008年には9カ国と、2回合計で248日を旅行しました。

 この旅の途上でのエピソードが、普通のツアーでないだけにエピソードの満ちたもので、参加者もうなずいたり、笑ったり、驚いたりの連続でした。

 なお櫻井さんは金華山で東日本大震災に遭遇、何とか乗り切ってヒッチハイクも経て、仙台にもどったそうです。これもドラマティックといえます。