はなもくブログ

平成元年、仙台に重層的なヒューマンネットワークをと結成された、異業種交流会「仙台はなもく七三会」の活動を紹介します。

6月17日 第12回夜会  演題 『連携で磨く、場の力と人』

2010-06-19 10:10:34 | 例会案内/報告
講師:大沼 伸治(おおぬま・しんじ)氏

   NPO法人東鳴子ゆめ会議理事長
   


梅雨空が続きますね。

体温を上げ、冷えをとると健康になるそうです。

そんな病気にならない生活の知恵、湯治文化の古来~現代までと、地域活性の取り組みについてお話いただきました。



鳴子温泉郷は、国内11種の泉質のうち、なんとアルカリから酸性までの9種の多種多様な温泉があり、東鳴子は中性のお湯だそうです。

かつて、伊達藩の御殿湯も置かれた1200年の歴史をもつ由緒のある温泉地。

湯治とは、温泉の力を借り、心身を再生すること。
10年前までは、さなぶり、丑、稲あげ、大寒など、農作業の季節ごとの緩急にあわせ、いろんな湯治が行われていたそうです。

また、布施屋、宿坊、木賃宿、旅籠、本陣と流れをくんできた旅館業もバブル期以降、最近では、新しいツーリズムが生まれてきているとのこと。



ゆめ会議では、そんな湯治文化と新しい温泉地風情を、アート湯治、田んぼ湯治、山守湯治カエルシンフォニー、鳴子の米プロジェクト、ニッポンTOJIむらなど、農商工が連携して、垣根を越えた地域の力で創りだされています。

この先の千年も人々に寄り添い支える温泉地でありますようにと願いを込めて、8月1日~31日まで「千年湯治」というイベントも開催されるそうです。

子供たちが、ご主人となり、親御さんや地域のお年寄りをもてなす「こども旅館」等の企画も楽しみですね。

仙台駅から1000円で行けるバスもでているとのことで、私は、波動スピーカーで音響醸造された「天音(あまね)」というお酒を飲みながら、湯につかるのを楽しみに、足を伸ばしたいと思います。



アース(放電)&チャージ(充電)!!

大沼さま、これからの、「最も古くて新しい癒しのカタチ」楽しみにしています。

貴重なお話、ありがとうございました。

今夜は30名を超える参加者。2次会もより賑やかでした。

/みの字