ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

BBCドラマ “SHERLOCK”

2012-01-24 20:56:20 | エンターテインメント
前回とその前の記事は、実は今日の記事を書くための前座・前置き・エピローグだったのです。まぁ聞いてくださいな。

ムスメが夢中になっているBBCドラマ“SHERLOCK”。シャーロック・ホームズと相棒のジョン・ワトソンに現代を舞台に活躍してもらうという、変わった趣向のシリーズです。
面白そうだけど早口の英語についていけないから、せめて字幕つきで見たいと思い。買っちゃいました。第1シリーズの DVD Box Set。

          
 

さて第2シリーズが元日に始まったと思ったら、15日には終わっちゃいました。シリーズといっても、たった3話しかないんですって! 
まぁ1話が90分と長いから、映画を見るに近い見ごたえはありますけどね。
第2シリーズの最終回の副題は、“The Reichenbach Fall”。そう、ホームズと宿敵モリアーティーの対決のエピソードだったのです。
そのクライマックスが手に汗にぎる終わり方で。オンライン・ニュースでも話題になっているので、私も仕事がオフだった今日、録画してあったのを見てしまいましたよ。

現代版のモリアーティーは、ホームズと同様若返って、この人。

 

ホームズを陥れ、評判を台無しにし、ホームズの数少ない大切な友達(相棒のワトソン・下宿先のハドソン夫人・レストレード警部)に殺し屋を付けて、
ホームズが「病院の屋上から飛び降りないと友達は皆殺される」と、ホームズに自殺を迫ります。
しかし。殺し屋がホームズの友達たちを殺す必要がなくなった場合は、モリアーティーは何らかの方法で殺し屋たちに連絡を取ることになっているはず。
その方法が存在する限り、つまりモリアーティーが生きている限り、ホームズは死ぬ必要はない。
ホームズがそれに気づいてモリアーティーに告げると、何とモリアーティーは銃口を自分の口にあてて自殺してしまうのです。
自分を殺してまでもホームズを抹殺したいとは、すごい執念・・・

殺し屋を止める手立てがなくなり、友達を救うためには自分が飛び降り自殺をするしかないと悟ったホームズは、地上にいるワトソンに携帯電話で別れを告げて、
       

・・・飛び降りてしまうのです!
       
       
       
       
ホームズの自殺を確認した殺し屋たちは、ワトソンを狙っていたスナイパーも含め、皆こっそりと立ち去ります。
       
ホームズの死が信じられず、お墓で “...please, ... don't be dead...” と悲しげにつぶやくワトソン。
           

立ち去るワトソンを見守る人影は・・・
           

ホームズでした! やはり「ヒーローは死なず」!
       

そのためシリーズが完結してからインターネット上で、ファンによる「シャーロックはどうやって自身の死を偽装したか」の憶測が飛び交っています。
   
   ホームズが落ちた地点とワトソンの間にはゴミ回収トラックが止まっていたので、実はホームズは一度、
       仕掛けを施してあったトラックに着地してから死んだフリして歩道に転がったのでは・・・
   落ちたホームズのもとに駆け寄ろうとしたワトソンは自転車とぶつかって転んでしまい、短時間ホームズから
       目を離したが、あれはわざとぶつけられたのでは・・・
   ホームズは自分の顔マスクをモリアーティーの顔に付けて、モリアーティーの死体を投げ落としたのでは・・・
   ホームズに片思いしている法医学者のモリーに頼んで死亡診断書を捏造してもらったのでは・・・  
   ワトソンは実は薬を盛られていて、ホームズが飛び降りる幻覚を見たんじゃないか・・・          などなど。

イギリスで2010年夏に放映された第1シリーズ、「日本では2011年8月に NHK BSプレミアム において放送された」とありますが、見た方はおいででしょうか。
「ホームズものを勝手に現代に置き換えるなんて!」と当初は反発を感じていた私ですが、1話見たあとの感想は、「なかなかいいじゃん」。
テンポが早く、ホームズの見事なまでの横柄さ・皮肉屋・変人ぶりが面白い。ワトソンとの息もぴったり。主役の二人が本当にはまり役。
トレイラーはこちらオープニングのテーマもいいですよ。

第3シリーズのオンエアは、たぶん来年になるだろうとのこと。
うーん、待ち遠しいよぉ 

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