俳優ベネディクト・カンバーバッチ

・・・って、しつこいですけど本当に大仰な名前ですねぇ　　“SHERLOCK”で主役を演じて人気急上昇の彼。
本名のフルネームは、Benedict Timothy Carlton Cumberbatch。以前は Ben Carlton を芸名にしていたけれど、
「Benedict Cumberbatch の方がインパクトがあって絶対いい」とエージェントに言われ、改名したそうです。

　

実はワタクシ、The Reichenbach Fall を見てときめいてしまったので、彼の経歴をチェックしてみました。　　
ベンくんは、１９７６年７月１９日生まれの３５歳。ご両親は共に俳優で、主にテレビで活躍されているようです。
何と全寮制のパブリック・スクールのハーロウ校の出身！　チャーチル元首相も卒業したエリートのための学校ですよぉ。
上流階級や政治家の子弟が通う学校で、皆さん卒業後はオクスフォードやケンブリッジ大学に進まれます。
年間３万ポンド（今のレートだと３６０万円くらいだけど、当時のレートだとその倍くらい）という学費（寄宿費も含む？）は、伯母様が払ってくれたそうです。
マンチェスター大学で演技を学び卒業した後も、ロンドン音楽芸術学院で演技を学び続けたそうだから、かなりいいとこのお坊ちゃまだったみたいですね。

少しずつ舞台・テレビ・映画に出演するようになり、２００４年、ＢＢＣドラマの“Hawking”で若き日のスティーヴン・ホーキング博士を演じて好評を得ました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２００６年の映画“Amazing Grace”。
　　　

２００７年の“Atonement”では悪役を演じ、２０１１年の“Tinker Tailor Soldier Spy”にも端役で出演。
　

２０１０年“SHERLOCK”の主役に抜擢され、そしてついに、スピルバーグ監督の“War Horse”に出演！　
　　　

俳優さんたちの間では、「数日中にスピルバーグが連絡してこなかったら○○するよ」というジョークがあるそうです。
○○とは、「一緒に飲みに行くよ」とか、「そのパーティーに参加するよ」とか、「しばらくホリデーに出掛けるよ」とか。
ベンくん、エージェントから「スピルバーグ作品に出演が決まったぞ」と聞かされたあと、自然にこぼれる笑みを隠すのが大変だったそうです。「まだ内緒だ」と言われていたから。くすっ。

あるジャーナリストは、ベンくんの顔を「馬に似ている」と評したそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　

　　　　　　　　　　　　・・・確かに、似てるかも・・・

正統派ハンサムではないかもしれないけれど、なかなかいいオトコでしょ？　うーん、惚れてまうやないかー！　
（とムスメに告白したら、“Mummy, you are a sad old woman...”と諭されてしまった）

“SHERLOCK”の大ヒットによる『カンバーバッチ効果』で、彼が着たウールのコートの需要が高まり、増産されているそうです。
　　　　　　　　　　　　　一着￡１３５０（１６万円）！！　

コナン・ドイル原作のオリジナルのシャーロック・ホームズ・シリーズも、“SHERLOCK”放映の前後は５０％以上売り上げが伸びたそうですよ。
ホームズ人気の再燃、ファンとしては嬉しい限り。
“Star Trek 2”の悪役にも起用が決まっているという噂のベンくん。
これからも頑張ってくれたまへ

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