先月の今頃は、モルドバに取材に行っていたムスメ。
野良っぽい犬が何頭かさまよっていましたが、このコはとても人懐こくついてきて、でもあいにく食べものは何も持っていなくて、
とても辛かったそうです。
このコがこの場にいたら!私が飼ってあげるのに~~~・・・
背景には黒っぽいコもいますね。二頭とも、今も元気でいてくれますように。
モルドバの首都キシナウのホテルの部屋からの眺めだそうです。
オモテ側はきれいに整備されていますが、ウラ側は雑然とした印象?
国境近くへと移動中は、ホコリっぽい風景が延々と続いたそうです。
下の画像の避難民の方々が、ひと月後の今も、どこかで無事に不自由なく暮らしておられますように・・・。
ヨーロッパで最も貧しい国のひとつであるモルドバ。なのに人々は、ほんとうに優しくて、頭が下がります。
モルドバの通貨。EU に未加盟なので、ユーロではありません。
じつはムスメをロンドンに訪ねたときに、モルドバで撮った写真をたくさん、ムスメのスマホから私のスマホに転送させてもらったのですよ。
ところがムスメに助けてもらって購入したばかりの新しい方のスマホに送ったため、私のやり方がまずかったのか、一部しか届いていませんでした・・・
それでこれらの写真はお蔵入りかな?と思っていたんですが、モルドバ東部が攻撃されたため、ここで記事にして使うことにしました。
モルドバ東部で爆発 治安当局の建物、けが人なし - JIJI.COM
ロシアが軍事介入の方針示唆も モルドバ緊張高まる - テレ朝news
ロシアに警戒強めるモルドバ 親ロ派地域で建物爆発 - テレ朝news
これらのニュースを読んで、モルドバ東部には親ロシア派が一方的に独立を宣言した『沿ドニエストル共和国』なるものが存在していたことを、
初めて知りました。ロシア軍が駐留しているとは!でもなぜその親ロ地域で爆発が?ロシアのミサイルが目標を誤ったのでしょうか??
ムスメはモルドバにいたとき、「ムィコラーイウやオデッサでの攻防戦が激化して避難民が増加したら、モルドバ取材を延長されるかもしれない」と
言っていましたが、当時は幸いそれはなく、私のロンドン訪問にギリギリ間に合って帰国してくれました。
でもとうとうオデッサへの攻撃が始まってしまいましたね・・・。
「妻と生後3か月の娘、義母をミサイルに殺された」、オデーサで生き残った男性が語る - BBCニュース
記事内の画像を見て、目が潤みました。1月に生まれたばかりの赤ちゃんが・・・!
妻子と義母を奪われ幸せの絶頂から悲しみのどん底に突き落とされたグローダンさんの悲嘆は、
想像もつきません・・・。
犠牲になったすべての方々のご冥福をお祈りいたします。
そしてどうか一刻も早く、停戦が実現しますように!!
《 4月29日追記 》
昨日、こんな記事がありました。
【解説】 ウクライナの戦火はモルドヴァ東部に拡大するのか - BBCニュース
心配です・・・。