ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

近づく終戦の日に思うこと

2023-08-09 22:38:51 | 戦争

《 前回記事に関連することを書く予定でしたが、予定変更です、何卒ご了承ください。  》

 

日本人にとって、8月は、どうしても先の大戦を思わずにはいられない月ですよね。

昭和中期生まれの私は、8月15日を 『終戦記念日』 と覚えてきましたが、

現在は 『終戦の日』 と呼ぶほうが一般的なのでしょうか。

終戦の日 - Wikipedia

8月15日は「終戦記念日」「終戦の日」? - NHK放送文化研究所

 

また、国によっては、別の日を第二次世界大戦終結日としているようです。

「終戦の日」 はなぜ8月15日なのか 「戦争が終わった日」 は国によって異なる? - The Asahi Shimbun GLOBE+

日本人だけが8月15日を「終戦日」とする謎 - 東洋経済ONLINE

 

広島・長崎への原爆投下に関する最近のニュース記事を拾い読みしていて、初めて知ったことがあります。

広島の平和記念公園にある 『原爆死没者慰霊碑』 に向かって立つと、慰霊碑のアーチに囲われたその先には、

『原爆ドーム』 が見えるんですね!

世界的建築家の平和への揺るぎない意志が生み出した平和を創出する公園/平和記念公園(広島県広島市) - 瀬戸内Finder

広島平和記念公園 - Wikipedia

 

原爆ドームが解体・撤去されず、原爆投下の象徴として保存されたことも、心から嬉しく思います。

 

 

昭和37年=1962年生まれの私は、(戦争は本当に悲惨だったけれど、ずっと昔にあったこと)と認識して成長しました。

でも今振り返ってみると、私が生まれた年は、まだ終戦からたったの17年しか経っていなかったんですね。

子供の頃は、17年前って、とてつもなく大昔に感じました。

が、私がイギリスに来て生活を始めてから、早や31年です。

17年というと、その半分ちょっとしかない長さ。

戦争を「大昔のこと」と認識してもいいのは、せいぜい今の小学生あたりかも・・・ですね。

 

この記事を読んで、

「戦争を起こす人間に対して、本気で怒れ」 - サイカルjournal by NHK

四國五郎さんの生き方に、興味が沸きました。

明日8月10日(木) 午後10:55配信終了の、特集番組があるようです。

NHKジャーナル 特集・「四國五郎 平和へのメッセージ」

我家は Netflix や Amazon Prime はおろか、衛生放送すら入れていないアナログ家庭なので、視聴は不可能ですが、

ご興味ある方は、ご覧になってはいかがでしょうか。

 

とりあえず私は、日本のアマゾンでこちらをポチりました。英国にも届けてくれるそうです。

お届け予定日は8月14日~17日とのこと、ちょうど終戦の日のあたりですね。待ち遠しいです。

 

還暦を過ぎた私ですら、戦争は遠い過去のことと見なして育ったのだから、今の10代20代といった若者たちには、

それこそ歴史上の出来事のひとつに過ぎないのでは?

なのに現在、ウクライナで戦争が起きていて、台湾を巡る情勢も緊迫感を増しています。

こんなときだからこそ、実際に戦争を体験して覚えている人の口から出る言葉は、とてつもなく貴重に思えます。

 

澤地久枝が若者に語った戦争 - WEB特集/NHK

「8月9日は母の誕生日。生まれた時から特別な日だった」 被爆二世の鈴木市長 - TBS NEWS DIG

「もうあとがない」 ステージ4のがん患う91歳 託す思い - WEB特集/NHK

 

今の日本では、自由で民主的な生活が当たり前のように送れていますが、

でもそれって、戦後に初めてもたらされたものだったんですよね。

戦前と戦中は、戦争に反対しようものなら、『非国民』 として同じ日本国民により、迫害されたんですよね。

いま私たちは、いくつかの国々の、民主化を阻止し国民を武力で抑圧しようとする指導者に対して怒りを覚えますが、

実は日本だって、まだ少数の国民の記憶に残っているくらい近年に、

同じような国だったわけです。

 

私も若い頃は、悲惨な戦争の話など聞きたくなかったし、それほど興味もなく、

(戦争中に生まれていなくてラッキー) くらいに思っていました。

でも年齢を重ねるにつれ、戦争体験者の「もうあとがない」という思いに、深い共感を覚えるようになりました。

戦争体験者が一人もいなくなったあとの日本は、果たして、

どのような国になっていくのでしょうね・・・・・?

 

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