外に、珍しい見た目の車が止まっていました。
クラシックなデザインが可愛いです
5ヶ月前、具合が悪くなったオットーのスコーダ・ファビア(どうなる?オットーの車)。
あのときは幸い修理費もそれほど高くつかずに済みました。
が、その後も気になるノイズが発生したり、警告灯がたまに、意味もなく点灯したり。
そういった問題を気にしつつも、車を使う機会がそれほどないオットーは、だましだまし乗り続けていました。
幸い今月始めの車検にはパスしたし、年一回のサービスもしてもらいました。
警告灯のチェックも頼んだのですが、地元の修理屋さんには原因は不明、とのことでした。
その後いろいろと話し合って、オットー用に、もっと新しい中古車を買うことにしました。
(新車はバカ高いし一年も経てば価値が激減するので、最初から新車を買うという選択肢はありません。)
今後について、考えたんです。
義母をあの世に見送ってからオットーの念願通りにスコットランドに引越すとしたら、
まずスコットランドにホリデーに行って、私もスコットランドで暮らすことに異存がないか、確かめなければならない。
でもオットーの今の車(現在13歳)では、スコットランドまでの往復など、不安すぎてできない。
かといって私の車だって、現在11歳のホンダ・ジャズだから、いつどこでどうなるかわからない。
どのみち引越すことを考えているのなら、安心して遠出できるもっと新しい車が必要。
ということで意見が一致し、オットーは新しい中古車探しを始めました。
希望の車種の候補車を2台に絞り、オットーは昨日、それらを見に行ったのですよ。
今乗っている車を下取りしてもらうには車を見せる必要があるので、自分の車で。
ただその車は信用できないので、万一途中で立ち往生したときのため、私は家に残りました。
そういえば実際に私たち、一昨年の夏、オットーの車で一緒に出かけて立ち往生しましたっけね!
幸い2台のうち1台が気に入ったので、テスト・ドライブさせてもらい、購入することに。
が・・・
テスト・ドライブ後に車を止めてオフィスに戻り、応対してくれていたアダムさん(仮名)に購入したい旨を告げ、
念のため一緒に車を見に戻ったところ、なんと!左前方の角に、新しい傷跡が!
オットーは大きなショックを受けたそうです。
テスト・ドライブ中、何も聞かなかったし、何も感じなかったから、何かにぶつかっていたなど、
とても信じられなくて・・・
でもオットーは、テスト・ドライブ前にも、アダムさんと一緒に車をチェックしていました。
そして左前方の角の傷は、そのときは絶対になかったそうです。
さらには新しい傷は、周囲に粉をふいたようになっていたので、新しいことに間違いなく、
「自分がつけた傷でしかありえない」。
アダムさんによると、「こちらでお勧めする保険に入っていただければ、引き渡し前に修理できますよ」 とのこと。
オットーはその時点で、頭をクリアーにするために、私に電話してきて事情を話してくれました。
二人で相談した結果、傷の修理は後から自分たちで手配することにし、保険もオットーが自ら選んだところにすることに。
幸いと言っては何ですが、私は過去に二度も車に傷をつけた関係で、信用できる修理屋さんを知っていますから。
6年前、自らの運転ミスで、右側面後部にバリバリの傷をつけてしまいました・・・
さらには、なんとその翌月に、私に優先権があったラウンドアバウト内の事故で、左前方を小さく凹まされてしまいました。
オットーに話を戻しますと、昨日は手付金を払って、気落ちしたまま帰宅しました。
運転に慎重なオットーは、もう長いこと車に傷をつけたことなどなかったので、本当にショックだったみたいです。
「なぜあんなことが起きたのか、本当にわからない。何も聞かなかったし、感じなかったのに・・・」 と。
なので私は、慰め役に徹しました。
だって、誰かを巻き込んで怪我させたわけでもないし、ましてや死亡させたわけでもないのですから。
お金で解決できることなのだから、それこそ不幸中の幸いでした。
(そもそも不幸というほどのオオゴトでもなかったし。)
これを教訓に、今後はより慎重に運転するようになるのなら、災い転じて福になる、です。
心配性なオットーは、やはり昨晩は、4時間ほどしか眠れなかったそうです。
どこでどうしてあの傷をつけてしまったのか、テスト・ドライブしたルートを、頭の中でぐるぐると回り続けて。
(グーグルのストリート・ビューでチェックして、一応「あそこだろう」と目星はつけていましたが。)
新しい中古車は、販売前の点検チェックをされ、おそらく明日、ピックアップ準備完了の連絡が来ると思われます。
オットーが新しい中古車に満足し、元気を取り戻してくれますように!