一週間の住み込み介護を終えて帰宅しました。
今回の“自分へのご褒美”の、アイス・ラテとチェリー&ココナツ・ケーキです。
ケーキはまたしても大きくて、11 x 8 x 3cm くらいありました。
美味しかったです
今日は、今週の新聞に掲載されたムスメのモルドバからの報告記事を紹介させていただきます。
状況が落ち着いていたため、短い記事ですが。
画像がないと寂しいので、私が住み込み介護中に散歩に出た際撮った写真を挿入します。
まず最初は田舎道沿いの風景。ウクライナにもモルドバにもありそうな牧歌的な景色です。
(この日はロバくんは、なぜか一人離されて金網フェンスの向こう側にいました。前は馬くんたちと一緒にいたのに、なぜ? かわいそう・・・ )
モルドバ: ウクライナ避難民を温かく迎える小さな村
ヨーロッパで最も貧しい国のひとつにある小村の住人たちは、数百人のウクライナ避難民を自宅に迎え入れて、
心温まる支援の手を差し伸べています。
モルドバの東南に位置する人口2000人のパランカ(Palanca)村は、戦争から逃げて来る人々の国境越えの主要ルートのひとつにあります。
同村のドゥミトルー・コズロフスキ村長は村民たちの、突然はじまった避難民の流入への対応ぶりを、誇りに思っています。
「驚きはしませんでした。モルドバ人は、必要となれば心優しく助けになる人々だと知っていたからです。
ただいったい何世帯が実際に宿を提供できるかは、確信が持てませんでした。」
ある家の前庭にはアヒルが3羽飼われていました。(このときは囲いの中に2羽、薪の脇に1羽いました。)
「どうぞ立ち止まって、フランキーとダッシーとキューティーにハローと言ってやってください」とのこと。
同村では、プーチンの攻撃が始まっても即座には、モルドバのもっと大きな都市やルーマニアへと避難民を運ぶバスを用意できませんでした。
国境を越えてきた避難民の多くは女性と子供たちで、その多くは次にどうしたらいいのか、見当もつきませんでした。
コズロフスキ村長は村民たちに、彼らのために宿を提供してくれるよう頼み始めました。
すると250世帯のうち約半分が、それに応じてくれました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、約1000人の避難民が少なくとも1~2週間を、パランカ村で過ごしました。
現在も約200人の大人と80人の子供がパランカ村に留まっています。
そのうちの一人はダイアナ・アヴェティシアンさん(20歳)で、恋人とその家族と共に、オデッサから逃れてきました。
国連の支援プログラムによって提供された、村に3軒あるゲストハウスのうちのひとつで生活しています。
立派な門構えの、広大な庭を持つお屋敷です。
(この庭なら難民用の仮設住宅がいくつできるかな・・・?)なんて、つい考えちゃいましたよ。
「爆撃の音を聞き、すぐに荷物をまとめて避難することにしました。」
ダイアナさんの恋人のローマン・リアビクさん(25歳)は、18歳から60歳までのウクライナ男性が国外退出を禁じられる一時間前に
国境を越えました。リアビクさんの母親(44歳)と弟(9歳)が一緒です。
「私の両親はまだオデッサにいるので、国境近くに留まっていられることに感謝しています」とダイアナさん。
「本当に驚きました。モルドバの人々がこれほど親切にしてくれるなんて・・・
誰もが友好的だし優しくて、本当に恵まれていると思います。」
《 終 》
フットパスの脇にあった、典型的なイギリスのコテージ!
頑張れ、ウクライナ! にも書きましたが、貧しい小国であるにもかかわらず、モルドバの人々は本当に優しいですね。
こんな記事もありました。
「隣人を助ける」 ウクライナ隣国モルドバの駐日大使に聞く - NHK News Up
さてイギリスのウクライナ難民の受け入れですが、残念ながら後手後手にまわっています。
当初はイギリス在住の親族がいるウクライナ人だけしか受け入れようとしなかったし、それにも数々の書類の提出を
求めたりして。命からがら逃げてきた人々なのに!
ポーランドまで避難してきた父親を迎えに行ったウクライナ人の義弟③も、出発日と帰国日を含めて12日かかりました。
まぁ最後の3日間は、従妹も助けようと滞在を延ばしたというのもあったので、実際は9日かかったことになります。
避難民を装ったテロリストが紛れ込んでいるかもしれないから、用心が必要なのはわかりますが・・・
国外はもとより国内でも声高に批判されたイギリス政府は、今月半ば、
「ウクライナ難民に空き部屋を提供する家庭には一ヶ月350ポンド(5万6千円)を支給する」
と発表しました。
するとまたたく間に、十万件以上の申し込みがあったそうです。
私自身はケチ倹約家だし面倒臭がりなので、自宅に言葉も通じないウクライナ難民を受け入れられるか?というと・・・
正直、自信がありません。
必要経費も心配です。食費に加えて、水道光熱費などの生活諸経費。
年金生活に入ったときに備えて普段から節約生活していますから。
それにオットーは在宅イラストレーターだから家で仕事しているし、住み込み介護をしている私は隔週家を空けますから。
赤の他人しかも言葉の通じない外国の方を同居させることは、大きなストレスになりそうで・・・
一ヶ月350ポンドもらって難民を受け入れるより、普段通りの生活を続けたいというのが本音です。
ちなみにオットーも、「避難民の受け入れは、できれば避けたいなぁ」と言っています。
でも! 「経済の厳しさは受け入れない理由にはならない」 とのモルドバ駐日大使のお言葉は、まさにその通り。
万が一にも、業を煮やしたプーチンがNATO加盟済みのバルト三国やポーランドまで攻撃するという暴挙に出たりしたら、
NATO対ロシアの戦争になって、イギリスにもミサイルが飛んでくるなどという状況にもなりかねません。
そうなったら私の周囲ののどかな風景は破壊され、私たち自身が避難民になるかも。
なので、「本当に必要とされるなら、難民を受け入れなきゃね」と、オットーと話しています。
そうなる前に一刻も早く停戦が合意されて、プーチンがウクライナ占領をあきらめてくれればいいのですが。
否、プーチンが暗殺される、あるいは心筋梗塞か何かでポックリ逝ってくれるのが最善ですね。
くたばれプーチン~っ!