上馬場観音寺は、八潮市役所の西南西約1kmのところ
県道54号線が葛西用水を渡って直ぐの南側に入った所に有ります
境内北側に駐車スペースが有りますが
入り口は境内西側道路からになります
真言宗豊山派 正法山 威徳院 観音寺の東側境内入口です
六地蔵様にお地蔵様が一人プラスで七地蔵様です
観音寺縁起の石碑です
平安時代後期の蔵人職藤原清平の子孫藤原清忠が天文3年(153
4年)馬場開発の権利を取得し開発領主となり住家を構えた。その後
奥方の姓をとり濱野清忠と改名、その嫡子初代濱野大学は父の霊を祀
るため自分の屋敷内の鶏鳩塚と観音寺本堂北側の開基塚に分肢(分骨
)した、その塚脇に一寺を建立、十一面観世音菩薩を御本尊として、
寺名を観音寺と命名した。依ってこの塚を開基塚と称する。本堂は元
和7年正月21日(1621年)に落慶、八潮市八條清勝院の末寺と
なる。明治14年12月奈良県桜井市初瀬町長谷寺の末寺となる。現
本堂は文政10年1月(1827年)の建築なり。昭和11年春から
昭和24年春まで14年間は無住の荒廃寺院であった、戦前、戦中、
戦後と長い間の無住のためその荒廃ぶりは言語に絶した極限状態にあ
った。昭和43年4月本堂大改築落慶、昭和51年八潮市都市計画課
区画整理事業にともない墓地及び境内地等の大改修工事着工、昭和5
2年9月竣工
(この碑は本堂北側開基塚にあります)
参道正面に目的の市指定天然記念物のイチョウが在ります
本堂です
東側からイチョウです
北側から
南側は幹の修復箇所を根元から幹の上部まで見る事ができます
説明版です
市指定有形文化財 木造阿弥陀如来坐像
市指定天然記念物 観音寺のイチョウ
指定年月日 平成7年3月1日
所在地 八潮市中央4丁目8番地20
上馬場観音寺(真言宗)は、天文3年(1534)開基の不動坊を
襲い、その坊跡を元和7年(1621)に長清律師が開山、十一面観
世音菩薩像を本尊とする寺院である。
木造阿弥陀如来立像 2軀
阿弥陀如来立像Ⅰ・Ⅱ軀は、観音寺本尊の脇侍として安置されてき
た仏像である。二十七菩薩の聖衆来迎図厨子安置の阿弥陀如来立像(
Ⅰ軀)は、1本造りの藤原様式を遺す鎌倉初期の作。他の阿弥陀立像
(Ⅱ軀)は、寄木造りの金切り金様式を遺す鎌倉中期の作で、八潮地
方における鎌倉期の阿弥陀如来像は少なく貴重である。
観音寺のイチョウ
天然記念物のイチョウは、長清律師が開山したおりのお手植えのイ
チョウと伝えられ、樹齢400年、樹高14m、胸高周囲3,8m
寛文13年(1673)「上馬場村竹木御改之帳」(「浜野家文書
」)に「本堂前ゐちょう 但三尺廻り」と記される貴重な樹木であ
る。また八潮市の木は「イチョウ」と定められ、指定物は市内の最
古のイチョウでもある。
平成10年3月 八潮市教育委員会
本堂北側のクスノキです
保存樹指定されています
西側から見ました
では、次へ行きましょう
県道54号線が葛西用水を渡って直ぐの南側に入った所に有ります
境内北側に駐車スペースが有りますが
入り口は境内西側道路からになります
真言宗豊山派 正法山 威徳院 観音寺の東側境内入口です
六地蔵様にお地蔵様が一人プラスで七地蔵様です
観音寺縁起の石碑です
平安時代後期の蔵人職藤原清平の子孫藤原清忠が天文3年(153
4年)馬場開発の権利を取得し開発領主となり住家を構えた。その後
奥方の姓をとり濱野清忠と改名、その嫡子初代濱野大学は父の霊を祀
るため自分の屋敷内の鶏鳩塚と観音寺本堂北側の開基塚に分肢(分骨
)した、その塚脇に一寺を建立、十一面観世音菩薩を御本尊として、
寺名を観音寺と命名した。依ってこの塚を開基塚と称する。本堂は元
和7年正月21日(1621年)に落慶、八潮市八條清勝院の末寺と
なる。明治14年12月奈良県桜井市初瀬町長谷寺の末寺となる。現
本堂は文政10年1月(1827年)の建築なり。昭和11年春から
昭和24年春まで14年間は無住の荒廃寺院であった、戦前、戦中、
戦後と長い間の無住のためその荒廃ぶりは言語に絶した極限状態にあ
った。昭和43年4月本堂大改築落慶、昭和51年八潮市都市計画課
区画整理事業にともない墓地及び境内地等の大改修工事着工、昭和5
2年9月竣工
(この碑は本堂北側開基塚にあります)
参道正面に目的の市指定天然記念物のイチョウが在ります
本堂です
東側からイチョウです
北側から
南側は幹の修復箇所を根元から幹の上部まで見る事ができます
説明版です
市指定有形文化財 木造阿弥陀如来坐像
市指定天然記念物 観音寺のイチョウ
指定年月日 平成7年3月1日
所在地 八潮市中央4丁目8番地20
上馬場観音寺(真言宗)は、天文3年(1534)開基の不動坊を
襲い、その坊跡を元和7年(1621)に長清律師が開山、十一面観
世音菩薩像を本尊とする寺院である。
木造阿弥陀如来立像 2軀
阿弥陀如来立像Ⅰ・Ⅱ軀は、観音寺本尊の脇侍として安置されてき
た仏像である。二十七菩薩の聖衆来迎図厨子安置の阿弥陀如来立像(
Ⅰ軀)は、1本造りの藤原様式を遺す鎌倉初期の作。他の阿弥陀立像
(Ⅱ軀)は、寄木造りの金切り金様式を遺す鎌倉中期の作で、八潮地
方における鎌倉期の阿弥陀如来像は少なく貴重である。
観音寺のイチョウ
天然記念物のイチョウは、長清律師が開山したおりのお手植えのイ
チョウと伝えられ、樹齢400年、樹高14m、胸高周囲3,8m
寛文13年(1673)「上馬場村竹木御改之帳」(「浜野家文書
」)に「本堂前ゐちょう 但三尺廻り」と記される貴重な樹木であ
る。また八潮市の木は「イチョウ」と定められ、指定物は市内の最
古のイチョウでもある。
平成10年3月 八潮市教育委員会
本堂北側のクスノキです
保存樹指定されています
西側から見ました
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