日々是わんこ

ミニチュア・ダックスとアイリッシュ・セター、毎日がお犬様中心の夫と私。ドタバタの日々を告白します。

土・日のわんこ

2007-01-29 23:39:33 | うちのわんこ
27日(土)はいつものお山でみんな(家族)で遊びました。
はなは私とボール蹴り。アトムは夫にボールを遠くに投げてもらってと、それぞれに別れて遊んでいました。

結構遊んだ頃のこと、アトムの側でボールをカミカミしているはなを1メートルほど離れてしゃがんで眺めていた私です。
『はなったらカワイイ~!』なんてボーっとしながらはなを見つめていると、突然左頬に物凄い勢いで何かが当たりました。

あまりに突然の事に何がなんだか解らないまま、枯れ草の上に倒れ、倒れたと同時に猛烈な左頬の痛みを感じ、声も出ません。

「いった~い」とうめくように言いながら、左頬の他に脳が痛いと感じました。
ドカーンと何かがぶつかってきた時に、頭の中で脳が左右にガサッと揺れたような感じがしたのです。きっとそのせいだと思いました。

以前ボクサーのパンチは物凄いパワーで、殴られても平気(平気じゃないけれど)なのは『殴られる』という覚悟が前もってできている時に殴られるからで、何の意識も無いまま、いきなり殴られたら死んでしまうくらいの力があると聞いた事があります。
私が受けたのはボクサーの突然のパンチではありませんでしたが、無防備な時に受けるダメージとはこういう事かと痛みの中考えていました。そして、その時には私にぶつかった『物』はアトムに違いないと感じていました。
どうやらアトムにタックルされたようです(アトムのどの部分がぶつかったかは不明です)。

そんなところへ夫の『どうしたの?』と言うトボケタ声です。

どうしたのだとぉ~?

私が好き好んでノッパラに寝転がっているとでも~?

夫は上を見ながらアトムにフライを投げる事のみを考え、
アトムは上を見ながらフライを取る事のみを考え、
私はボケーッとうつむき気味にはなを見つめながら何も考えずに…

そうして事故が起こったのでした。
私は痛みと悔しさ(だってぇ、「どうしたの?」はないでしょう?)に大泣きしました。
いい年ブッコイテ大泣きしちゃいました。

事の顛末に気が付いた夫は慌てたのでしょうか?何故かアトムを叱っています。
でもね、叱られるのはアトムじゃない!でしょ?
左頬を押さえながら「アトムが悪いんじゃない!」と夫を睨みつけちゃいましたよ。
ビビッた夫は「はい」と小さく返事しました。

そして、口の中をほんのちょっと切っていました。
そして、そして、アトムはゼロダメージらしくケロリとしていました。

その後、左頬は少し腫れました。
今は口内炎のように切れた箇所が白くなっています。頬に触ると痛いですが、もうじき痛みもなくなると思います。

それにしても、私が痛みに倒れている時ですら、はなの「ボール蹴ってぇ」のワン、ワン!という声がしていました。
なんて薄情なはな!母は悲しいよ。

28日(日)は相模湖ピクニックランドのランへ。
地元の「ワンワンクラブ」のメンバーで遊びに行きました。
アトムは全くいつもと変わらずに走り回っていました。
本当にどこも痛くないようです。安心しました。

そうそう、この日はお弁当を持参で行ったんですね。
おむすびにおいなりさん、だしまき卵と鶏の照り焼き、ブロッコリーとプチトマトを用意して、入りきらなかったおいなりさんが6個あったので、私達の朝ご飯はおいなりさんで済ませようと思っていたのに、アトムに3個食べられちゃいました。
キッチンで洗い物をしていた私の耳にズズズッと椅子を引く音が聞こえたので『アッ!』と慌てて泡だらけの手でダイニングを見ると、お皿の上にはおいなりさんが3個乗っているだけです。2個を既に完食し、3個目を咥えたところで私に見つかったアトムは慌ててテーブルの下に咥えていたおいなりさんを落とし逃げました。

手が泡だらけなのでアトムの頭を上から押し付けるように蹴ってしまいました。
思いがけず力が入ったようでアトムは床に顔をぶつけて「キャン」と小さく啼きました。そしてソファーの上に避難しました。私は「コラ!」と追いかけると、アトムの口に血が!床にぶつけた時に舌を少し切ったようです。

ひどい事をしてしまったぁ。もっと加減をしなくちゃいけなかったのに…。
私はたちまち後悔し、アトムの血を拭きながら「ごめんね、アトム」と謝りました。傷を確認し、場合によってはドッグランどころか獣医さんに行かなくちゃと思っていたのですが、幸い血もすぐに止まり、アトムもおやつを欲しがるは、トマトやブロッコリーは食べるし…で、無事にドッグランへ行けたのでした。

躾のためと思った行動が虐待になっちゃった。
ごめんね、アトム。