5年前、栃木にイワウチワを撮りに行った際、林道脇で見た花「トウゴクサバノオ」を、今回、裏高尾でも初めて見ることができました。
いままで5月の連休中に裏高尾へは数回行っているのですが、この花を見つけたのは初めて。。わずかな日にちの違いでも、見ることのできる花が変わるのでしょうね。
トウゴクサバノオ(東国鯖の尾) キンポウゲ科シロカネソウ属
名の由来は、東国(関東地方)に多く、果実の形を魚の鯖(サバ)の尾にたとえたのだそうです。
確かに、V字形の果実は魚の尾に似ているような気がしますが、どうして鯵(アジ)では無く
サバなのでしょうね。
山地のやや湿ったところに生える多年草です。
花径は6~8ミリで淡黄緑色、全開せずに少し下向きに咲きます。
外側の花弁に見えるのはガク片で5枚あり、実際の花弁はハート形の黄色の部分で、
蜜腺化しています。
( 撮影日:2015年4月18日)