朝から小雨が降る生憎の空模様でしたが、東慶寺のシダレザクラが撮りたくて、一人で出掛けてきました。
本堂前のシダレザクラは終わってしまい、すでに葉が出始めていましたが、
茶室「寒雲亭」入り口のヤエベニシダレはちょうど見ごろ♪
八重の紅紫色の花が散房状に咲く様と、雨に濡れた風情がとてもきれいでした。
「ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)」
シダレザクラと同じく、エドヒガンの園芸種。
昔、京都御所から仙台の塩釜神社に下賜され、1895年に当時の仙台市長遠藤庸冶氏が京都の平安神宮に献上したものといわれます。
別名のエンドウザクラ(遠藤桜)はこのことによるとのことです。
《 山と渓谷社・日本の樹木より 》
( 撮影日:2015年4月5日 )