大船フラワーセンターの花のご紹介がまだ残っていますが、
土曜日に行った横浜・舞岡公園で見つけた花を先にアップしたいと思います。
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舞岡公園は、横浜市緑の基本計画「緑の七大拠点」の一つである舞岡・野庭地区の中心にあり、周辺の市街化が進む中で、昔ながらの雑木林や田園の風景が残る谷戸(やと…三方向を山に囲まれた地形)の公園です。
まだ桜は咲き始めでしたが、田んぼの畦や散策路脇の斜面には、タチツボスミレやタンポポなど春の花が元気に咲き始めていました。
以前から一度見てみたいと思っていたヒメオドリコソウの白花、ムラサキケマンの花を探しに入った場所で偶然見つけました。
咲いていた場所は池のほとり、幅2mほどの間に点々と、普通の色のヒメオドリコソウと一緒に生えていました。
良く見ると真っ白ではなく、いくらかピンク色を帯びていますが、白花と言っても問題は無いのではないかと思います。
「ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)」 シソ科オドリコソウ属
ヨーロッパ原産の2年草で、畑や道端でホトケノザやハコベなどと一緒に生えています。
明治中期に渡来し、東京周辺にとくに多いそうです。
肥えた場所ではよく群生をし、上部の葉が紅紫色に染まります。場所によっては上部まで薄緑色の葉を付けたのを見かけるので、どのような違いがあるのかと思っていましたが、生えている土によって違いがでるのかもしれませんね。
( 2012年4月7日撮影 横浜・舞岡公園 )