浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

9月1日(火)のつぶやき

2015-09-02 06:47:34 | 政治

「昔の学者は知性があって素晴らしかったが、今のはロクなもんじゃない」的な批判を池田信夫が言っているみたいだが、仮にそうだとしても、戦争法案が合憲になったりはせんぞ?(笑
いくら昔は偉かった論をぶっても、池田信夫の『閣議決定した時点で合憲』説の正当性は全く立論されてないんだよ。


池田信夫式合憲説ってのは、戦争法案が違憲であると主張する人々のダメさ加減をいくら言ったところで、何ら証明されていないんだよ。
デモが無駄だの、運動論として効果が云々とかも同じ。池田も玉井も、合憲を説明できるただの一つの根拠すら提示できていない。こんな簡単なことすら分からないだね


ツイートの数を計測できないんだけど、安倍支持派・戦争法案賛成派・シールズ批判派、等々、デモを非難している方々は大勢いたんじゃないですか?デモが無駄なら、ツイートなんかしないんだよ。俺のツイートには、世界が無反応なのと同じなんだわ(笑)。影響力皆無だから。これはおいといて、


デモのことについて、あれこれ批判が出ていたということそのものが、もの凄い効果があったということなのですよ。それは「無関心の罪」から大勢の方々を脱出させてくれたんだ、ということを意味する。わが身に火の粉が降りかかる前だけど、わがことのように考え行動する、これこそが民主主義獲得だ


無関心でいることの危険性を認識させ、大勢の人々に関心を呼び覚まし、考えてもらう。これがフランス革命のような、多大な犠牲を払った民主主義獲得の歴史が教えてくれた、大事な教訓なんだよ。易々と手に入るものでなく、自らの闘争によって獲得するものなんだと思えば、デモの果たした役割は大きい


少なくとも、無関心でいることの罪から、大勢を救済してくれたんだ。批判派も含めてね。まだ知らない人々にも、何かが起こっていると注意喚起できただけでも、十分有用であった。それが、自然発生的に生じたことが凄いことなんだ。彼らの声は、法学界関係者その他大学人を多大な勇気で後押しした。


森村誠一さんの小説や映画は、小中学生頃に好きだった。F4ファントム導入決定直後の『黒い墜落機』の出だしは、男子なら胸が小躍りするような文体だった。図書館で最初に読んだ時の鮮烈な印象は、今も忘れていなかった。そんな森村さんがデモに訪れていたという。彼の人生がデモに向かわせたんだと


思えます。厳しい人生をこれまで生き抜いて来られた森村さんの言葉には、重みがあると思っています。
戦争法案に反対している人々は、これまでの生き様がかかっているものだと思います。良識とか、理性とか、いたわりとか、誰かの痛みを感じるとか、そういうものの発露が、反対の声の源です。


自分じゃないけど、いてもたってもいられないような、そういう気持ちが溢れてくるんです。今、自分が撃たれるわけではないけれど、将来の誰かが撃たれて苦しんでしまう、そういう「放っておけない」「黙って見ていられない」ような、危機感なのだと思います。デモはそういう人々を奮起させたんです。


多くの憲法学者たちだって、立場というものがある。その恐怖を乗り越えて、共に声を上げてゆこうというのは、一人ではできなかったことでしょう。若者たちの鼓舞があってこそ、多くの賛同者たちの勇気付けがあってこそだったはずです。デモは、無力さに耐えていた人々の心の奥底に、希望を灯したんです


新幹線輸出の旗振り、葛西の野望は打ち砕かれるか。米国も不採用ならオワ→インドネシア高速鉄道、中国案採用に傾く 「中国案のほうが政府の財政負担が軽い」 | ロイター - 東洋経済オンライン toyokeizai.net/articles/-/824… @Toyokeizaiさんから


日本がASEAN諸国との足並みを揃えられず、TPPに全力で打ち込んできた効果が顕われてきた頃なのかもしれないな。中国との受注競争に敗退するとなれば、今後の東南アジア圏での路線が「中国式」で統一される可能性が出てくるかもしれない。インドネシア~マレーシア~タイ、と大陸側統一仕様だな


これぞまさしくガラパゴス「新幹線」と呼ばれるようになってしまうのかな。
米国の高速鉄道計画って、新幹線が正式採用されたって話は知らないんだが、どうなったのだろう?



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