浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

拒否権選挙~国民の戦う意思、NOを示そう

2012-11-17 13:15:54 | 政治
金満大政党に勝つ唯一の方法は、みなさんが投票に行くことです。選挙にも、政治にも金がかかる、それは確かにそうなのかもしれません。けれども、金持ちが常に勝つような選挙が本当にいいとは思えません。多額の献金がものをいう、というような政治に、真正面から対決せねばなりません。

どうせ何も変わらない、結局は金と力のある人間が勝つんだ、という諦めこそが、一般庶民の敗北を決定付けるものなのです。そうではありません。誰もが最強の武器を手にしています。それが、”1票”なのです。「何も変わらない1票」ではありません。「何かを変える1票」です。

千里の道も一歩から、ではありませんが、まさしく「与党への道も1票から」です。国民の希望や政策を実現させるのは、あなたの1票です。どうせやってもダメだから、と投げやりになれば、その考えこそが敗北をもたらします。

宝くじだって、買わなければ永久に当たりません。まずは、買うことから、です。勝負に持ち込むのは、舞台にまず上がる必要があります。舞台に上がらねば、戦いの権利さえ得られないのですから。だから、投票しましょう。たとえダメかもしれなくとも、諦めずに1票を投じましょう。


投票先を決めるのに、もし迷ったら、自分の意見に合う最適な候補者が見つけられなかったら、「これだけは絶対に譲れない」という点だけ見て下さい。これは許せない、絶対にNO、そういう自分の中で大事にしたい点の順番を決めるのです。そして優先順位の高い方から「NOの人」を外して、順次「ふるい落とす」のです。


積極的な賛成とか、自らが好きな候補者ではないとしても、何を重視したいかによって決めることが可能となります。自分が望む最適な議員ではないかもしれませんが、近い人を選ぶことになります。


もしも投票しなければ、「許せない部分」を誰かが勝手に決めてしまうことに自分が加担することになってしまいます。それだけは何としても避けなければなりません。YESの声が難しければ、NOの声を届けるのです。イヤなものははっきりイヤ!と言いましょう。それが政治を変えるのです。

これを実現して欲しい、そういう政党の約束が当てにならないなら、これだけは止めて欲しい、それを投票行動で示すのです。国民には何の力がなかったにも関わらず、原発再稼働反対の大きなうねりは、大飯原発以外の稼働を阻止できました。これこそが、「NOと言おう」という行動の結果です。


権力を持つ側は圧倒的に有利なので、国民への配慮をしなくてもいいと思えば、どんなことだって押し通すことができるのです。それが野田政権のやった暴挙の数々です。これを押し止めるには、相当強く「イヤ」と言わねば止まりません。少しくらいダメと言ってみたって、止めようとしない、それが行政権力なのです。


まるで暴れる悪ガキのようなものです。優しく注意したくらいでは、悪戯を全く止めないということです。もっと厳しく、強く「ダメ」と言わないと、暴れるのを止めないのです。ですから、今度の選挙では「イヤ」という声、ダメなものはダメという意思、これをはっきりと示すべきです。


国民の投票権は、選び出すだけではありません。拒否できる権限があるのです。許せない政党は、拒否しましょう。政権に相応しくない政党には入れず、他に入れること、これが国民の拒否権発動なのです。好きな政党に入れるのではありません。ダメな政党の対立側に入れること、これが拒否権になるのです。




コメントを投稿