リコーカップ３日目

飯島茜が猛チャージをかけてトータル８アンダーの首位に躍り出ました。今季はまだ優勝はありませんが、飯島はときどきこういうビッグスコアを出すことがあるみたいです。富士通レディースでも２日目に７アンダーのビッグスコアを出して首位に並びましたが、このときは結局３位タイに終わりました。

ただ、これだけスコアを伸ばして首位に立ったにもかかわらず、テレビ放映の対象は賞金女王争いを演じている諸見里しのぶと横峯さくら一色。飯島はほとんど映りませんでした。その諸見里と横峯は、４アンダー３位と１打差５アンダーの４位。横峯が女王になるためにはもはや優勝しかなさそうです。どうせなら横峯を女王に、と思っている私としては、飯島のスコアははた迷惑以外の何物でもありません。

不動裕理は、この日も最終１８番でトリプルボギーを叩き、最下位を保持してしまいました。今大会の参加者は２３人と奇数なので、最下位の選手は朝一番に一人でスタートします。これで不動は、初日以外の３日間続けてその役割を演じる羽目になりました。かつての５期連続賞金女王にとって、相当な屈辱だろうと同情してしまいます。

思い返すと、そもそものケチのつき始めは昨年の同じリコーカップ。最終日最終ホール、不動はまさかの１メートルパットを外して自滅し、優勝を逃しました。これによって古閑美保がたなぼた的に賞金女王になりました。

優勝争いを逸した翌年は最下位の一人旅、人の世は無常ですね。まあ、この大会は出場できるだけでも価値があるようですが。

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