下の写真を何気なく見ると、奥の方から手前に向かって土手の護岸工事が進んでいるように思いますよね。遠くの方だけコンクリートブロックがはめ込まれて、順次手前にもブロックが敷き詰められるのだと。実は反対で、工事は手前から奥に向かって進んでいます。
と言うのも、最近の護岸工事はコンクリートのブロックで補強した後、その上から土を被せて(芝などを植え?)、自然の景観も蘇らせるそうです。つまりこの写真に写っている範囲では全てコンクリートによる補強は終わっており、手前から順に土を被せている、ということ。言われてみれば、手間の土から一部ブロックが顔を出していますよね。
確かにコンクリートむき出しの土手は、殺風景でいけません。ペンキで絵が描かれている区域もあり、それなりに楽しいとは思いますが、所詮人工物で自然の中には溶け込めはしません。その点、芝などの草で覆われれば見た目も感触も自然そのもの、しかも災害には強いという理想的な土手が出現することになります。
春には完成する予定とのことなので、どんな風景に生まれ変わるのか、この道のすぐ脇を毎朝楽しみにしながらゴルフの練習に通っています。
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