ゴルフを語ろう-芝よ、木々よ、風よ

 
ゴルフ初心者サークル、横浜ビギナーズの管理人がつづる

ゴルフなエッセー

雨の富士ヘルスカントリークラブ

2011年09月06日 | ゴルフ

9月定例会は、富士ヘルスカントリークラブへ行きました。折りしも当日は台風12号が日本海に抜けたばかり。余波は残っていて、家を出るときは曇りだったお天気が、ゴルフ場に近づくにつれ、雨に変わりました。

この日の参加予定者は男性9名、女性6名の4組15名、うち14名がゴルフ場まで行きました。ゴルフ場に着いてみると、雨は土砂降り状態に。さすがのゴルフ好き会員も、ラウンドに二の足を踏むほどです。みんなで相談の結果、この日は中止にしてとりあえずレストランでコーヒーを飲んだり朝食を取ることにしました。

着席し、各自好きなものを注文してしばらくすると、雨は小康状態に。これならラウンドできるのでは?という雰囲気が徐々に盛り上がり、希望者だけでラウンドすることになりました。結局6名が帰り、男性5名、女性3名の2組8名がラウンドしました。

余談ですが、豪雨であってもゴルフ場はそれだけではクローズになりません(ちなみに雪の場合は、積雪即クローズです)。富士ヘルスCCも台風12号を理由にクローズにはしませんでしたが、私達が行った2日前のお客はたった3人だったそうです。

3人のお客のためにレストランは食事を用意し、従業員はホールアウトまで待機し、大きなお風呂も沸かすなど完全な赤字経営ですが、それでも営業するのは雨を理由にお断りはできないからでしょう。逆に私たちも雨を理由に電話1本でキャンセルというのは、いかにも自己中心的のような気がします。少なくとも現地を見て決め、ゴルフ場の方に直接キャンセルを申し出るべきではないでしょうか。

話は戻って・・・
レストランを出てから急いでカッパを着るなど準備をしているうちに、雨はまた強くなり、スタートのころは再び土砂降りになりました。1番ホールではグリーンに水が溜まっていて、打てども打てどもボールは止まり、結局カップをオーバーしていないのに5パットも叩く始末。まさに一寸刻みのパットでした。

それでも強い雨は2ホール目くらいまでで、3ホール目以降は雨も上がって快適なゴルフが続きました。グリーンの水はけが良いのでしょう、雨が上がるとグリーンはたちどころに通常の速さに戻ります。うっかり雨の時と同じように打って、かなりオーバーしたホールもありました。

雨で空いていたために、ゴルフ場にお願いして18ホールをスルーで回らせてもらいました。9ホールを終えて一旦クラブハウスに戻り、小休止のあと10番ホールへ行くとまた強めの雨です。脱いでいたカッパの上着を再び着込んで後半をスタートしました。ちなみに強雨は後半も2ホールくらいで上がりました。

時に強く降る雨でしたが、カッパを着て足元を固めていたので不快感はほとんどなく、むしろ新鮮な感じさえしました。雨に煙る緑の木々や芝も、たまには良いものです。アプローチで水が顔に跳ね返った時は、ゴルフを始めたばかりの頃を思い出しました。私はコースデビュー時も、2回目も雨でしたから。

スルーで回ったため、午後1時半にはホールアウトしました。スコアは前半56、後半57の113、久しぶりに110を越えてしまいました。ホールアウト後の遅い昼食は、海鮮ちらし寿司。昼食付きで、メニューに制限がなかったので、一番高い料理を選びました。平べったい器に酢飯を薄く敷き、その上に所狭しと刺身が盛られていて、美味しかったです。

昼食後、風呂に入ってゴルフ場を出たのが午後3時前。ほとんど渋滞に遭わずに1時間くらいで横浜青葉まで帰りつきましたが、そこから自宅まであちこちでプチ渋滞があり、1時間近くもかかってしまいました。雨のラウンドの後は道具や靴などの手入れが大変ですが、明るいうちに帰宅できたので洗ったあと外に並べて干し、ビールで疲れを癒しました。