ゴルフを語ろう-芝よ、木々よ、風よ

 
ゴルフ初心者サークル、横浜ビギナーズの管理人がつづる

ゴルフなエッセー

終わってみれば韓国勢 全米女子オープンゴルフ

2011年07月12日 | ゴルフ

韓国の柳簫然(ユ・ソヨン)が通算3アンダーで並んだ同じ韓国のソ・ヒギョンとのプレーオフを制し、初優勝しました。要するに首位と2位は韓国勢が独占したことになります。日本人は宮里美香の5位タイが最高で、宮里藍は6位タイ。予選を終えた段階では、日本勢が首位と2位を占めていたのですが、どうやらメジャー最終組の重圧は予想以上に大きいらしく、逃げ切ることは出来ませんでした。

それにしても韓国勢は何故こうも強いのでしょうか。週刊東洋経済2009年8月1日号には、「今後は韓国勢のみで優勝を競い合う可能性がある」と書かれていましたが、現実となりましたし、もっと古くは岡本綾子が「5年後には日本ツアーに出る選手の半分が韓国人選手になる」と産経新聞で予言していましたが、現実は米国ツアーでそれが実現してしまいました。

日本よりゴルフ場が少ない韓国ですが、本気でゴルフに打ち込む人の数は、どうやら日本より多そうです。聞くところによれば、英才教育も盛んだとか。パターを連続○回入れるまでは、夕食はお預け、という放送を見た記憶もあります。

日本人は精神的に弱い、という話もよく聞きます。今回第3ラウンドで乱れたことについて、宮里美香も「自分のゴルフができなかった」と認めていますし、途中まで首位にいてもいずれ落ちるのではないかという不安は、見ている方にもあるくらいです。

特にパター。パッティングは「絶対に入る」と思わない限り入るものではありません。韓国勢には不思議とその神通力があるような気がします。私たちアマチュアは、まずラインを正確に読めるようになりたいと思っていますが、頂点を極めるにはそれは当然のこととして、神をも味方につける精神力が必要なのでしょう。