東北・関東大震災は未曾有の大災害でしたが、略奪や強奪などが一切起きなかったことに、世界が驚嘆しています。以下は、韓国系の東亜日報からの引用です。
ここから----------------
大地震が襲っても、誰一人大声を出したり泣きわめいたりしなかった。「地震の騒音」だけだった。驚くことは、ディスカウントショップの商品を持ち出す人が一人もいなかったという点だ。買い物客は皆、買い物かごの商品を元の場所に戻し、建物を出た。大地震や大火事が発生すれば、犯罪や略奪、無秩序が横行するという話は、少なくとも日本では「遠い国の話」だった。
ここまで----------------
ハイチの大地震の際、首都ポルトープランスが略奪の街と化したことに比べると、その差は歴然です。考えてみると阪神大震災でも略奪はありませんでした。先進国というのは、単に産業が発達することや生活水準が高いということではなく、人間が人間らしく振舞うことが当たり前の国だと、改めて感じました。ちょっと気取り過ぎ、かな。