イム・ウナが優勝しました。同じスコアで迎えた最終18番、イム・ウナのティーショットは木の後のラフへ。テークバックのスペースはありましたが、フォロースルーでは木に当たります。ここから彼女はピッチングで思い切り打ちましたが、解説者の予想通りにクラブは木に当たり、シャフトは中央付近から真っ二つに折れました。こんな光景を見たのは初めてです。
それでもボールはグリーンに向かい、わずかにオーバーしてラフへ。三塚のボールも同じ辺りに落ちましたが、絶妙のアプローチで二人ともパーセーブ。結局プレーオフ3ホール目に三塚がパーパットを外して決着がつきました。プレーオフでは折れたPWは使えないため、イム・ウナは1本少ないクラブでプレーを続けたようです。ルール上はこういう場合別のクラブに交換できるのでしょうか。
それにしても、シャフトがあんなに簡単に折れるものとは知りませんでした。先端部がギャラリーの方に飛ばなかったのは、不幸中の幸いと言えるかも知れません。イム・ウナの優勝への執念も感じ取れました。
米国女子プロゴルフツアーのコーニング・クラシック3日目では、20位で出た宮里美香が大会タイ記録の62を出し、通算17アンダーで韓国の姜秀衍と並んで一気に首位に立ちました。宮里藍も64をマークして宮里美香と4打差の11位につけています。最終日のスタートは、宮里藍が日本時間の今日午前1時20分、宮里美香が同2時00分なので、今ころはもう決着が付いているかも知れません。
と思っていたら決着はつきました。宮里美香は最終日2アンダーで惜しくも4位、宮里藍は最終日4アンダーと踏ん張って5位タイに上がりました。
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