ゴルフを語ろう-芝よ、木々よ、風よ

 
ゴルフ初心者サークル、横浜ビギナーズの管理人がつづる

ゴルフなエッセー

クラブより高価だったボール

2007年05月27日 | ゴルフ

その昔、ゴルフが始まったばかりの頃のボールは木製だったそうです。
17世紀初めにゴルフが貴族や富裕層のスポーツになってから、牛や馬の皮に羽毛を詰め込んだフェザリーボール(通称フェザリー)が登場しました。

このボール、シルクハット一杯分の羽毛を詰め込んだそうで、クラブより高価だったとか。
今の価格にすれば差し当たり1個数万円ということでしょうか。
恐ろしくて思い切り叩けませんよね。

先日、某河川敷ゴルフ場で、排水溝の中にボールを数個入れてしまいました。すぐに探すのをあきらめましたが、1個数万円だったら泥水を掻き分けても探したでしょう。
もっとも貴族でも富裕層でもない私が、そんな状況下でゴルフをすることはあり得ないとは思いますが。

それにしてもこのボールの時代が200年も続いたのは、驚きです。
現代の製品の何と寿命の短いことか・・・。

キャスコロイヤル
本漆箱入り 6球(半ダース)
5,040 円