hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

話し方教室 第2回目 おごり

2012-09-26 | コミュニケーション
●事前準備

昨日は、自己紹介である。
時間は1分30秒。
たった1分半だけど、されど1分半である。
この90秒間の中に、何を盛り込み、どのように話すことで、顧客の心に届くか。
私は、事前準備をかなりした。
台本を書きなおすこと、数度行った。
さらに、実際に声にだし、トレーニングにも励んだ。
前日には、30回くらい、実施訓練を積み、本番を向かえることになった。


●おごり

7時から始まる講座であるが、6時20分ころに会場についた。
すでに先生は来ており、挨拶を行い、二言三言会話をした後に、
先生から「自己紹介の練習をしませんか?」とお誘いを受けた。

ここでの判断が、失敗した。
一番の反省点である。
せっかく、先生から「自己紹介の練習をしませんか?」と言われたのに、
私は「結構です」と断ってしまったのである。
前日も30回以上、練習してきており、かなりの自信があった、というおごりである。
そのために、せっかくのチャンスを逃したのである。

たとえ、30回、50回練習したとしても、「完全」というものはない。
「完全」がないならば、必ず改善点はあるはずである。
プロ講師に、その改善点を指摘してもらえれば、ステップアップすることができる。
しかし、「自分のおごり・自信過剰」のために、チャンスを見失ったのである。
高いお金を払って、「話し方」の勉強をしているのだから、1回でも多く先生の前で話をし、改善点を指摘してもらうことに、意識を向ける必要がある。

次回からは、必ず早めに行く。
1回で多く授業開始前にチェックしてもらうよう、謙虚に心がける必要がある。


●壁板100回、人前100回

落語家は、プロの話し手である。
落語の修行として、壁板に向かって100回話しをする。
これがプロの準備である。
講師の先生は、「30回の準備」と言われるが、まだまだアマの世界である。
落語家は、さらに「人前100回」と実践を積むことで、一人前になるそうだ。

私も将来、プロを目指すのであるから、少なくとも「壁板100回」の練習を積む必要がある。

あるブログからの引用であるが
『なにごとも、初歩の域を抜けるには、百ほどの努力の蓄積が必要であり、入段の域に達するには、千ほどの蓄積が必要である。』

何事も「100回」が一つの目安である。
このブログも135回目となったが、少しずつではあるが、文章を書くことに慣れてきた。
まだまだ努力は必要である。
なにしろ、入段の域に達するには、1000回のトレーニングが必要だからである。
このブログが、1000回に達するには、今のペースでいけば3年半かかる。
楽しみにチャレンジをしたい。


●言葉尻が切れる

私の自己紹介に対する評価である。
「言葉尻が切れる」「表情が硬い」
この2つが、講師からの改善ポイントであった。

「言葉尻が切れる」

最初は、意味が分からなかった。
「声は大きく、元気な話し方」と多くの人に言われていた。
確かに、「声は大きく、元気な話し方」ではあるが、少し早口になる場合があった。

特には、気にしていなかったが、
今回、講師の方より指摘を受けて、考えさせらるものであった。
一つひとつの言葉尻をはっきり言うことで、語尾が明確になる。
日本語は、最後に結論が来るので、聞き手にとってわかりやすくなる。
また、言葉尻をはっきり言うことで、間があき、早口も治ることになる。


●話すスピード

早口がいいとか、遅い方がよいという人もいる。
しかし、話す目的は何かということを考える必要がある。
早口で、難しい言葉を使い、まくし立てるように話す人もいるが、好感はもてないし、言っている意味を理解できない場合が多々ある。
話をするというっことは、相手に理解してもらうことであり、それが目的である。
であるならば、相手がわかりやすい言葉で、理解できるスピードで話す必要があるだろう。

最近、自民党の石破さんの話し方が気になっていた。
あの方の話し方は、ゆっくりである。
言葉を慎重に選び、一言一言、区切りながら、話をする。
多くの国民は、はっきり理解できるであろう。
「相手が理解できること」ということを目的とするならば、お年寄りや耳の悪い方もいるから、ゆっくり、大きな声で、一言一言語尾をはっきり言うことが、本当の話し方かもしれない。
相手の立場を考えて、相手を思う気持ちがあれば、相手のペースに合わせた話し方を選ぶようになるだろう。

今回も多くのことを学ぶことができ感謝する。




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