本日、コレステロールの定期検査。
コレステロールは良好だが、中性脂肪が増加している。
上限150に対して、6か月前は150、3か月前は178、そして今回が205である。
では、原因は何かということである。
先生「何か変わったことある?」
私「昨日、チョコレートを食べたからかな?」
先生「それは仕方がないわね。バレンタインデーですものね」
私「そういえば、最近焼き芋を食べている」
「焼き芋おいしいですね。私も好きですよ」
私「こんな大きいのが、スーパーで、150円で売っていますよ。昔は500円もしたのに」
先生「ほんと!焼き芋は繊維質だから体にいいですよ。どのくらい食べているの?」
私「こんな大きいヤツ、週3回は食べているかな」
先生「そう、でも食べ過ぎはダメよ。余ったカロリーはすべて脂肪になるから」
私「そうなんだ。それに最近1Kgちょっと太った。おまけに、膝が痛いからウオーキングもしていない」
先生「そう、毎日1Kgのものを持って歩いているのと同じよ」
私「そうか。食べすぎか。減量しないといけないですね」
先生「そうですね。減量が一番効果あるわね」
私「体重が減れば、同時に中性脂肪も減るし、膝への負担も減る、そうするとウオーキングも再開できるというわけか」
先生「そうですね」
私「なるほど。じゃ今日から焼き芋をやめることにします」
先生「そう、3か月後が楽しみね。頑張ってください」
私「頑張ります」
以上が、医者さんとの会話です。
この先生、何も指示をしていないことに気づいたのである。
私が勝手に話して、自分で結論を導いている。
先生は、コーチングのスキルを活用している。
私の話を受け止め傾聴し、共感している。
共感してくれたため、うれしくなりどんどん一人で話していた。
さらに、質問をすることで、私に気づかせている。
結果として、私は、自分で原因分析し、対策もたてている。
このように先生は、何も強制していない。
私が気づくのを待っているだけである。
自分で原因分析し対策を立てているから、意欲も湧くし主体的に行動するだろう。
コミュニケーションのお手本を見せてもらった。
若い女医先生に、感謝!