「感情表現」を抑えて育った私は、「傾聴」が課題となっている。
そのために、このブログでも様々な切り口で「傾聴」について書いてきた。
感情に伴う因果関係を図にまとめてみた。
はじめの図は、「能弁は銀、沈黙は金」から始まる因果関係図を描いてみた。
どちらが良いというのではない。人それぞれの価値観である。
「沈黙」を追求して、個人の価値の創造を行えば、それは立派な価値観である。
一方で、「ただ寡黙」な人は、定年退職後、つらいかもしれない。
地域社会に溶け込めない定年退職者が多くいる。
この人たちは、感情表現が、どちらかと言えば不得意である。
さらに、「相手の感情」を比較する自分の感情が未熟のため、相手の感情を読み取ることができない。その結果、地域社会から足が遠のくのだろう。
次に、「感情」に伴う因果関係を、プラス面で表現した関係図を作成した。
このブログに掲載したのは、こちらの「感情に伴う因果関係図」である。
「おしゃべり」を起点に、感情が豊になることで、より良い人生が歩める関係図である。
中身を追っていただければ、反論があるかもしれないが、「まあ、こんなものかな」と思ってもらえると思う。
当初は、個人対個人の「おしゃべり」や「感情」で因果関係図を考えていた。
しかし、最近のおしゃべりは、「SNS」や「フェイスブック」を例にとればよくわかる。
SNSやフェイスブックで友達をたくさん作り、楽しい人生を歩んでいる人がたくさんいる。
一方で、SNSやフェイスブックでプライバシーが守れないという悩みもきく。
SNSを会社の広報に使い、秘密漏えいなどが起こっている。
また、会社の上司がフェイスブックに部下の家族の写真を掲載して、嘆いている奥さんもいる。
どちらの場合でも、プラス面とマイナス面がある。
時代やマスコミに流されるのではなく、自分でしっかり考えて管理することがより重要になる。
これからは、自己責任の時代であり、益々考える力が求められる時代である。