hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

傾聴の振り返りとは

2012-12-22 | コミュニケーション
金曜日の夜は、傾聴トレーニングであった。

傾聴はスキルである。
スキルであればトレーニングすることでスキルアップが可能である。
今回はどのような成果があったか、振り返りたい。


●自己評価

7分間の面談であったが、自分としてはかなり上達したと思う。
クライエント役のTさんの話す内容について、うなずきや相づちなどの簡単応答はOK。
クライエントが話したキーワードをとらえて伝え返す事柄の応答もOK。
「・・・を、ご主人が受け止めてくれた際、どのようなお気持ちでしたか?」と感情への応答&質問もスムーズにできた。
さらに、要約も「Tさんは・・・・と考えているのですね」とYouメッセージでまとめることもできたのでOK。

ということは、傾聴技法として上げているものは、ほとんど網羅することができた。


●メンバーの評価

・クライエントの手の動きに合わせて手を動かしていた。
・笑顔で真剣さが伝わってきた
・Tさんの言葉で応答しておりOK
・その時のお気持ちは?と感情への応答はOK
・Tさんの立場に立って共感しておりOK
・後半に要約を入れており、まとめ方がうまい


●クライエント役の評価

・非常に話しやすかった。
・私の気持ちをわかってくれてうれしかった。


このように、自己評価、メンバーの講評、クライエント役の評価もかなり高いので完璧(?)と思ったが、落とし穴があった。


●課題とは、具体的に話すこと

実は、7分間の傾聴ワークの後に2分間の振り返りを行っている。
この振り返りに対して、指導教官から「NO」がでた。

私は、意識はしていないが、具体的な話をするより、抽象的な話をすることが多い。
この振り返りでも、「クライエントの心に沿うことを最大限配慮した。結果的には、簡単応答、事柄への応答、感情応答、さらに要約や質問はできたが、それは結果にすぎない。あくまでもクライエントの心に寄り添う気持ちで傾聴に努めた」このような話をした。
実際に、クライエントはどのような話をするかわからない。
傾聴は、キャッチボールであるから、次にどのようなボールを返すか、考えている暇はない。
反射的に返すのが本音である。

しかし、指導教官からは、そのことに対して、「NO」がでたのである。

振り返りとは、「具体的にできたこと、できなかったこと(課題)を話すこと」ということである。
抽象的な反省ではなく、具体的に何ができたか話せばよい、ということである。

つまり、振り返りとしては上記に記載した「自己評価」をそのまま話せばよかったのである。

このことについては、私の解釈の仕方が不十分であったと思う。

今回も一つ気づきをいただいた。

このように、言っていただけることに対して、感謝である。

毎回、このような気づきがあり、その気づきを次回に生かすことで成長することができる。

まさに、傾聴もスキルというこである。

次回は、この振り返りにも焦点を当てて頑張りたいと思う次第である。







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