白亜45会HP管理人

白亜(白堊)45会は、岩手県立盛岡第一高等学校昭和45年卒業の同期会です。

建物の登記

2018年01月18日 22時39分28秒 | 建替
今回の建て替えで、新しいことを沢山学びました。
その中で登記に関して書いてみます。

建物の登記は「表題登記」と「保存登記」の2段階が必要で、さらに建物が無くなった場合には「滅失登記」が必要です。土地家屋調査士という職業が存在することも今回初めて知りました。
簡単に言えば、「表題登記」は建物そのものの登録で、「保存登記」は所有権の登録です。

また、登記は司法書士の仕事という常識は間違いで、原則は自分で行うということになっているようです。

上記の3つの登記のうち、表題登記は図面等を間違いなく用意しなければいけないので、自分でやるのは大変そうです。他の2つは書面だけなのでそれほど難しくはなさそう。

今回の建て替えで、登記されていない建物があることと、逆に今は存在しない建物の登記が残っていることが判明しました。しかも、存在しない建物は私の先祖さまの所有物ではなく、今は全くの赤の他人。それが2件ありました。明治・大正時代の登記だったので、当時を知る人は(多分)誰もいません。

土地家屋調査士さんが新築と登記されていなかった建物を合わせた表題登記を行ってくれました。
既存の建物(物置)も屋根の葺き替えを行ったので、改築扱いで登記の変更が必要だったようです。そちらの登記には「建物表題部更生・変更登記」と書かれています。

保存登記をするには市町村から「住宅用家屋証明書」をもらい、課税価格の情報を得る必要があります。というわけで、本日町役場へ行きました。課税価格は5月くらいにならないと決定しないそうなので、保存登記はその後で行うことにしました。(来週くらいに法務局へ行っていろいろとお勉強してこようと思ってます。)

存在しない建物が登記されている件については、前回法務局へ行ったときに「滅失登記」申請は所有者しかできないとのことでした。登記上の所有者の子孫の状況を戸籍から調べることが可能か?というのが役場へ行く理由のひとつです。

役場職員は結構親切で、沢山の戸籍謄本が出てきました。2件のうちの1件は、所有者の子供が北海道へ転籍したので今回はとりあえずそれで打ち切り。もう一件は、すべての子孫の情報がありました。個人情報なので私がもらってよいのか心配だったのですが、理由がはっきりしているので構わない、とのことでした。

問題は料金。すべての謄本を手にすると1万円以上かかります。必要最小限と思われるものだけいただいて数千円になりました。これをもとに、法務局でどうするのが最善か聞いてきます。

もう少し時間がかかりそうです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿