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白亜(白堊)45会は、岩手県立盛岡第一高等学校昭和45年卒業の同期会です。

アルゴーーイラン革命と米大使館占拠事件

2017年09月07日 22時57分45秒 | 雑記
「アルゴ」と言う2012年製作の映画が面白かった。と言うか、昔のことを思い出してます。

1979年2月にイラン革命が勃発し、11月には米国大使館の占拠事件が発生しました。
イラン革命はアメリカで聞いたと思っていたのだけど、勘違いだったようです。
1979年と言えば、多分7月か8月に渡米して翌年2月に帰国したハズ。従って、革命の時には日本に居た。20代後半のことですね。

その数年前、最初にアメリカに渡った時、夕方にはアダルト学校という無償で英語を教えてくれる学校に行ってました。その時にも、イランから一人で来ているという高校生と知り合いになりました。彼曰く「イランではトップはテヘラン大学へ進学する、次のレベルがヨーロッパに留学して、その後がアメリカ留学。」私が「何故、君はアメリカなの?」と聞いたら「色々と事情が・・・」

研究所でも、イランからの大学院生男女2人と知り合いでした。革命の後、彼らがどうなったのかは知りません。どこでどうやって知り合ったのか覚えてないのだけど、ひとりのオジさんとも知り合いでした。とある時、革命について質問したのだけど、じらすばかりで何も答えてはくれません。ホテルの表から入ってウラから出る、なんてこともありました。何らかの情報員?私と居たのはカモフラージュ?何てことを考えたような気がします。

アルゴは事実をベースに製作されたそうです。相当に脚本されてますけど。米国大使館員6人がこのような経緯で帰国したということをこの映画で初めて知りました。当時分かってたのは、毎晩のTVニュースのオープニングが「何日目!」で始まっていたことだけ。

このCIAの作戦は極秘とされていたけど、15年後には公表されて実行責任者であったメンデスというCIA工作員が勲章を貰ったんだって。
アメリカと日本の一番大きな違いはここ。

1年前の記録さえ破棄して「分かりません」を繰り返す日本政府高官!それで出世?
後世の評価のために記録をキチンと保管するアメリカ(ホントに全部かは不明だけど)。
ケネディ暗殺の書類の公表が延期されたのは残念だけど、そのうちに明白になるでしょう。
日本がアメリカに学ぶべきことは、これ!
アベは訳も分からずに一部のアメリカの言いなり。それで良いのか日本人。