白亜45会HP管理人

白亜(白堊)45会は、岩手県立盛岡第一高等学校昭和45年卒業の同期会です。

いつもと違う週末

2014年12月21日 15時41分45秒 | 生活
今、ウチの若い衆が、阪大、埼玉大、新潟大の連中と共同で実験をやっています。
場所は、千葉市稲毛の放射線医学総合研究所(略して「放医研」)です。

放医研では重粒子線によるガン治療が行われていますが、それは平日の昼間だけで、
夜中と週末は物理実験など他の用途に利用されています。

ここにある加速器、HIMACと言いますが、元々は三十数年前に田無市(現西東京市)
にある東大核研で建設が予定されていました。(当時の名前はNUMATRONです。)
文部省から予算を獲得できずに計画はとん挫しました。加速器建設の責任者だったHさん
がいつの間にか科学技術庁傘下だった放医研に同じような加速器を建設したのです。
当時、私は少し離れた分野で仕事してたので、詳細の顛末は良く知りません。

Hさんは、がんの治療以外の用途にも使えるような建物・施設を建設してくれました。

土曜日には、若い衆の景気付けにその放医研に行きました。

実験室の様子です。「もっと広ければな~」と言う声に「Hさんが残してくれたものに
感謝せねばなるまいよ」と答えておきました。(Hさんは存命です。)




実験室にはビーム運転中は入れません。実験室との間にケーブルを沢山張って、測定室
で実験パラメタをリモートで変更したり、データ収集したり、データ解析をしたりします。
測定室の様子です。少し人間の密度が高め。




夜7時過ぎに放医研を出て帰途についたのですが、大雨でした。
稲毛駅まで徒歩10分少々なのですが、考えことをしていたためか道を間違えて
駅に着いたのは8時前。ズボンやコートはずぶ濡れです。そのままの状態で
1時間半以上電車を乗り継いで家に着いた時には・・・
寒くて凍えそう・・・ご飯食べる前に急いでお風呂に入りました。シンドかった。

日曜日、カミさんは「ミステリーツアー」とやらで朝から友達と出かけてしまいました。

ワンコは、散歩も出来ず、スタバのドーナツも食べられずに週末の2日間を過ごしてます。結構、いじけてしまった様子。