ボーナス支給・・・うれしさも

本日、ボーナス支給日。
うれしさも半減、とまではいかないけれども、支給額は漸減傾向。
世の中考えれば仕方がないですかね。

理科大に移ってから知ったこと。俸給表は人事院のものを「そのまま」利用している。まあ、新たに俸給表を作るのはかなり面倒な作業でしょうが、人事院勧告がでた直後に「人事院勧告に基づき給与はウンヌン」という文書が回ってきます。あれっ、理科大って私学ではなかったっけ・・・と突っ込みたくなりますね。

独立行政法人の設立にともない、各国立大学は独自の給与体系にしても良いことになったはずです。実際には、給与を上げると「お金が余っているようですね。来年からは交付金を減額させてもらいます。」と文科省に言われることを恐れて大きな変動はないように聞いてはいますけれども。

俸給表は人事院そのままですが、業績評価で昇給には大きな差をつけてます。３－４年前から実施されました。評価方法が適切かどうかという問題はどこにでもあるのでしょうが、現在の理科大の評価方法は私にはだいぶ有利です。研究・教育・社会貢献の３分野で評価していますが、一番効いているのは研究です。私の分野では論文は数十人、時には数百人の共著者で発表されるのが普通ですが、一人だけで書いた場合と評価点が同じなんですね。著者数を考慮した評価点にしないと不公平かな、と感じています。