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一句鑑賞

俳句ブログも長くなりました。この歳なりの記事が書ければと思ってますが、やや怪しげな時もあります。よろしくお読み下さい。

姫女苑

2022-06-06 23:05:45 | 俳句

キバナコスモスをほぼ除草し終りました。

これはヒメジョオン、姫女苑だと思います、図鑑も確認しました。

可憐な花ですがあちこちに咲いてます。花言葉とかあるんでしょうが、その辺は横に置いといて・・・ジェスチャーではないけど(-_-;)

こちらも外来種ですが歴史が古い、明治維新前後に渡来し、今では日本各地で自生している、と歳時記にの解説にあります。

維新前後!?なるほど、国内の人の往来が活発になったころですね。それとともに広がったのでしょうね。

姫紫と書いて「ひめぢよをん」同じく季語。

例句には・・・

姫紫苑しろじろ暮れて道とほき   伊東月草

石塀に午後の寠(やつれ)や姫女苑   岡本眸

道遠きとは、昔は数キロ(二里三里)の道はほぼ歩きでしたでしょう。目的地に或いは帰宅の途中、疲れを感じる道端にほのと明るみを感じる姫女苑が咲いているのですね。家に戻れば妻の?或いは家族の温もりに触れられる、そんな感じでしょうか。たぶん疲れるほど歩かなければならないようなシーンではないと思います。

石塀がやつれたのではないですよね。午後ですから自らの疲れと陽にさらされた花の疲れを、石塀の根元から咲く姫女苑に癒されながらも自身は、片手を石塀にあずけて一息入れてたかもしれませんね。

そんな景色が見えます、私には(^_^;)

これも外来種ですが、栽培品種としてヨーロッパだったと思いますが。

秋アジサイ、紫の彩が着き始めました・・・

といったところで

 

 

 

 


額の花

2022-06-06 00:19:14 | 俳句

額の花・額紫陽花

福岡は雨でした。夜更けた今は音を立てて降っております。

秋月、山音ガーデン。2年前6月の画像です。

歳時記、額の花、額紫陽花の例句を読んでますが・・・

数々のものに離れて額の花   赤尾兜子

額の花を見て作者は何を言いたかったのでしょう?

生きて来ていろんなものを知り、また多くの人とも出会い生きてきたが。

そのどれもが、今の身の回りからは離れている、と詠んでいるのでしょうか?

額ひとつひとつに想いがあるようにとも読めますね。

いつまでも一人娘や額の花   柴原保佳

そういつまでも一人娘で居てもいいが、良い人さへ離してしまうことのないようにとも読めたのですが、皆さんはどうでしょう?

といったところで


夕明り

2022-06-04 00:05:40 | 日記

2年前の麦を刈り獲ったあと、粉砕?否カットされた麦わらを燃やしたので黒くなっている。

本日もあちこちで煙が確認できた、麦刈りもあと数日で終わるようだ。

本日、オフでしたので朝倉で用件を済まして、うきは市の耳納の里まで行きました。野菜をトマト、ちょっと早いかなと思ったが茄子が出てたので思わず籠へ(^_^;)鴫焼きならぬフライパンで焼いて田楽味噌でも塗ってたべようと・・・これは明日のメニューですけど。

店員さんのお一人からトマトのお話しを聞くことができました。いろいろあるのでどれが美味しいのかな?と聞きました。これは水耕栽培です、あれは土壌栽培ですとか説明を受けました。店員さんの立場上、これが美味しいとは言えませんからね、でも私が手にしたものを見てうんと首を縦に(笑)

それから髪が伸びておりますので、カットをと床屋さんに電話すると予約で・・・残念。いつもならカフェ楓でアラビアータと食べるのですが、本日お休みだとFBで知っておりました。

うきは市吉井町のペルー軒のラーメンをと行きました。

実は、親子さん母と息子さんでやっておられると見ておりましたが、今年になって2回行きましたが、お母さんを見ません。なにかあったのかなと思っていました、今日は元気な声で仕事されてましたね・・・すこし細くなられてますね、脚の運びがゆっくりとしてあります。。。。たぶん脚の治療をされたのだなと思いました。元気な声でしたんで安心( ´艸`)

帰りにみなみの里でお米をと行きました。いつものクスダ修平君の夢つくし・・・あ!一袋だけありました。残ってて良かったとそこに居た店員さんに言うと、あら、さっき来てありましたよと、お返事をいただきました。

もう一軒の寄り道は・・・甘木市市役所のわりと近くに肉屋さんがあります。

明治屋さんといって地元では老舗で質とお値段が応えてくれてます( ´艸`)

ハンバーグ10枚買いました。

実はこちらはステーキ肉など固まりからカットしてくれるようです。また九州ならではの馬肉が人気なんですね・・・数年前までは買っていましたが。

お手頃の価格のから最上級までずらりとケースに並んでいます。本日も眺めるだけ(-_-;)

わが家へ帰り一息ついて、ハンバーグで夕食を済ませました。

食べ物の話しばかりで、なかなか俳句に辿り着きません。

本日、朝倉方面は30℃でした。暑いのですが乾燥してたので皮膚がぴりっとする感じですか、麦刈りのころにはたまに感じる暑さです。

5月の暑さは薄暑、では6月今ごろは・・・汗も出ないので薄暑でもいいかなと思いますが、薄暑光という季語の感じでしょう。麦刈りのきらきらとコンバインのまき散らす麦埃が陽に眩しくもあります。

麦秋の例句から・・・一句

麦秋のなほあめつちに夕明り   長谷川素逝

あめつちは天地ですね。夕明りとは電灯ではないですよ、熟れ切った麦の色に暮れゆくなか、天地にこれほどの明るみを持たせているのです。

といったところでベートーベン6番など如何でしょう(^^♪

ヨーロッパでの戦火をニュースで聞きますと、麦畑などがどうなっているのだろうと思ったりもします。

6番、聞いて寝ます・・


水無月や

2022-06-03 00:05:27 | 俳句

水無月の解説を気象予報士さんが仰ってました。

歳時記からの知識かなと思いましたが・・・なるほどと頷くこともありました。

歳時記の解説には・・・

旧暦六月の異称。水無月の名は字義どおり梅雨も明けて水も涸(か)れることからとする説の他、水を田に引き入れることから水の月の意とする説もある。青葉茂る時期なので、青水無月ともいわれる。 以上です。今の6月とは違いますです。

音から考えました・・・つまり、水の月が最初に在ったのではないかと考えたのです。

昔は「の」を多用していたでしょうか?「な」の方が多かったのではと。

ここが私の疑問でした・・・水な月というように「な」を使っていたのではないかと、水な月から水無月と無のじを当ててきたのではないかと思考が空回りして、天気予報も終わり夕食もほぼ食しておりました・・・

ま、どうでも宜しいことですが・・・(-_-;)

芭蕉さんなど例句が載っています・・のorなのか、どうなのか。それと干ばつなのか水があるのか・・・

水無月や風に吹かれに古里へ   鬼 貫

六月や峯に雲置くあらし山    芭 蕉

戸口から青水無月の月夜かな   一 茶

乾いた風に吹かれましょうか?

あらし山に雲が湧けば・・・一雨来そう。

乾燥した月は夏なのでしょうか?

水な(の)月があって、それから漢字の活用が増えて無になったのではと?

いつもの独断と偏見ですが(-_-;)

他の例句に・・・

みなづきの酢の香ながるゝ厨かな   飴山 實

乾燥した時期に酢の香はどうでしょう?やはり湿気のある時期に食物を長持たせるために酢を使う。

といったところで、私の思い込みでは・・・水な月から、水無月となっと(^_^;)

みずなづき、ひびきがいいですね。

豚バラ肉ではなくて包丁の柄を変えたので記念撮影しました。

小ぶりの和包丁ですが長年の使用に柄が痛んでました。それでホームセンターの包丁売り場で新しく買おうと見ていたら柄が打っていました。そうだ取り換えてみようと200円くらいで求めました。

なんとか取り換えたのですけど、古い柄を外すのにちょっと悪戦苦闘しましたが無事に使っております(^_^;)

 

 

 

 


なんで鴫焼きなの?

2022-06-01 00:17:18 | 料理番

鴫焼(しぎやき)、鳥の鴫を捕らえていわゆる焼き鳥にしたものではありません(-_-;)

茄子です・・・歳時記の解説には。

二つ割りにした茄子を胡麻油などを塗って焼き、練り味噌を塗ってさらに焼き上げる。と解説にあります・・・料理番としてはこの通りではありませんが、茄子を二つ割りにしてフライパンで焼き、味噌だれは別の小鍋で練り上げて食しております。

例句は・・・

鴫焼や高野の坊の一の膳   松根東洋城

鴫焼や衣重ねたる雨の冷え   石川桂郎

と二句載っておりました。

高野山の宿坊はその海抜から夏でも朝晩はとても冷えますね。季節は夏、茄子を焼いての一品に身も心もほっとしたのでしょうか。

雨の冷えとあるように、夏でも温かいものを食したくなりますね。

まだ茄子は売り場に並びませんが、出始めたら作りたい逸品です。

ところで松根東洋城は漱石宅に出入りしてた御仁です。漱石の一句に・・・出てきます。漱石が病んで寝ている枕元にきて、「やたらうるさき・・・云々」と漱石の全集に一句詠まれています、今から書棚に行く気力はありませんのでうろ覚えで書いてます(^_^;)

しかしほとんど自由に訪問できる人というか、漱石がそれを許していたお一人でしょう。病んでいるのに枕元でいろいろと話しかけられるのは・・・煩いけど許していたのでしょうからね。

といったところで、今夜も夏の食べ物が続いております。

明日はなにを作りましょうか、今夜は大根と手羽元をフライパンで焼いて水を足し砂糖、醤油、オイスターソースなどで煮込みました。