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一句鑑賞

俳句ブログも長くなりました。この歳なりの記事が書ければと思ってますが、やや怪しげな時もあります。よろしくお読み下さい。

ポポポポ ポン

2022-05-25 23:40:21 | 俳句

北部九州は雨が少ない・・・明日は午後から雨予報です。

山に登っていたころ、草木の花などに癒されました。

これからが時期だと思いますが、沙羅の花(しやらのはな)、季語です。

沙羅の花(さらのはな)・夏椿・姫沙羅(ひめしやら)。

英彦山に登るときは、別府という地区にある公共駐車場に止めます。

その駐車場の道をはさんで向かいにお土産屋さんとうどんか何かの軽食堂と、喫茶「姫沙羅」がありました。たぶん今も?あって欲しいが・・・

その喫茶に入るとカウンター席がUの字に10席あったろうか?

山側というか片面はすべてガラス張りの大きな窓?で、小鳥が飛んで来て餌をついばむ様子が見れるようになっていた。その一隅に姫沙羅が咲いているのである。

この駐車場あたりが標高で600m、英彦山頂上は1200mだから約600mを上ることになります。最初は奉幣殿まで石の階段が続きます。かなり急ですので息が上がりますね、準備運動のつもりで上がっていました。

英彦山神宮へ参拝して登ります・・・かなりきついコースだと思っております。数年前にグレートトラバースの200名山だったか、あの田中氏も登りながら思ったよりきつい山だと感想を言ってらっしゃいましたね。彼はずっと下道を歩いて来てから上るのですから・・・信じられません。駐車場の600m地点までのドライブも大変なんです(^_^;)

で、下山しての楽しみが姫沙羅でした。お綺麗な女性が淹れてくれるコーヒーが楽しみでした?いや彼女だったかも(笑)

こういった山へ行くのは花などもそうですが、鳥の声なども聞けて季語の中を歩いているようなものです。

一度だけですが、筒鳥(つつどり)の鳴き声をかなり近い距離で聴きました。歳時記の解説には・・・

ホトトギス科の鳥。色彩・大きさ・習性など郭公とよく似る。ポポポポ、ポンポとあたかも筒を引き抜くような声で鳴く。低山帯・平地に多く生息、4月中~下旬に南方より飛来、秋に去る。他のホトトギス科の鳥同様、托卵の習性がある。地方によって名称はさまざま。・・・となんか曰くのありそうな解説が書いてあります。

このポポポポポンポンは聞いたときもそのままでしたので、お!筒鳥!

大きなヒノキの樹林によくひびく声でした。

例句には・・・

筒鳥や山に居て身を山に向け   村越化石

筒鳥や風いくたびも吹き変り   山田みづえ

つつ鳥にきつと二こゑ(二声)づつの喉   斎藤美規

などとあります・・・

下山しているときでした、二三人で腕をまわして届くぐらいの大きなヒノキの植林帯でした、高みからのポポポポンに思わず止まって身を向けたのでした。私も(^_^;)

風いくたびも吹き変りの句は、素敵だなーと思います。実際に其処に居る間に風が変わるわけではありませんが、声を聞けばまた今年も来たのか、己が心にあるものも見方が変わることもあるとも・・・

ふた声づつの喉・・・正にそのままでしょう!

その時も今も筒鳥で句はできませんでしたが、例句を読んでますとなにやらできそうな気もしてきました。

といったところで・・・ポポポポ ポンと消えましょうか。

英彦山、今がホトトギスの声も聴ける季節です・・・行きたい!切に行きたいのです(^_^;)

わが家のアマリリス、母が植えとったんかいなと・・・


俳句でものを見るって

2022-05-23 23:45:54 | 俳句

5年前の一枚。田植えが済んだばかりの田を背景にアマリリス。

鉄塔、火の見櫓だったか?

植田に映っていいですね・・・これを水田に映ってといいますとどうでしょうか?植田は俳句季語です。

同じ景色でも俳句の季語で見ると、ちょっと違って見えません?(笑)

ちょっと心が詩人になった気分!?

実はここが大切なんですね、自称俳人といたしましては(^_^;)

先達の俳人たちは俳句でものを見る、見なさいと仰いました。

どうやって俳句で見るの?わかんない(^_^;)

そこがポイントでして、歳時記を読んでいれば見るもの聞くものすべてが句になると・・・そこまでは言いきれませんが、大きなヒントになると思いますね。

植田、田植を終えて間もない田のことである。苗は整然と列をなし、水田に影を映している。一ヶ月もすると青田になる。

と歳時記の解説です・・・

天の神地の神達に植田澄む   右城暮石

いとけなく植田となりてなびきをり   橋本多佳子

みちみちて水の寝息の植田村   熊谷愛子

などと例句があります。やはり俳句で水田を見た結果でしょうが、、、

昔、鹿児島に行ったときに田の神さんと教えられたことがありますが、そのがっしりとした石の粗いレリーフというのでしょうか、素朴で力強さを感じました。

植えられてすぐの可愛い苗は風になびいているのでしょう。

上五から中七へ、み音でたたみかけるようにきて、その寝息という静まる景色が静かに静かに広がっているのでしょうね。

といったところで

 


らつきょう、食べてますか?

2022-05-23 00:16:35 | 俳句

先日くらいから、辣韮(らつきょう)ストアに並び始めました。

あ、瓶詰とか真空包装とかでなくて、掘り上げたもので土も付いているものです。いわゆるらっきょう。

歳時記では6~7月に掘り上げて塩漬けや甘酢漬けにして食べる。とあります。

一昨年、洗ってあるものを購入して甘酢に漬けました!食べたのですがまあまあでした。でも家族は食べません(-_-;)それから漬けてみようとは思いません、需要が無いのですからね(-_-;)

例句には・・・

辣韮の無垢の白より立つにほひ   文挟夫佐恵

らつきょうの白きひかりを漬けにけり   大石悦子

辣韮漬け愚かな母で通しけり   中野あぐり

砂熱く太陽熱く辣韮掘る   清水諒子

と4句載っていました。全員女性のようです。

やはり台所俳句?などと言われていた時代の句でしょうか?

否、そうは思いませんね。

俳句は物を見つめてできるもの、ラッキョウという一物をしっかりと見つめている句ばかりですね。

とくに砂熱くの句は、働く女性の強さをこれでもかと感じます。愚かな母といいながら自らの仕事に大いなる自信を感じます。ラッキョウは漬けられる時は正に無垢の状態で、その白は美しいですね・・・・これは女性の美しさに通じます。

らつきようにあらば頭をこすり合ひ

といったところで

昨年6月の一枚です。雲の峰とはまだまだ盛り上がりが足りませんが、夏の雲ですね。

熱くなります、砂も草もなにもかも。


2022-05-22 00:34:53 | 俳句

これは7年前に瓜を漬ける陰干しの段階です。

今年も漬けますが、6月末から出始める瓜の状態次第ですけど。

それからお漬物用の酒粕を予約しないといけません。忙しい日々ですとつい忘れたりしますが、予約だけは忘れません(笑)

明日にでも電話を入れとこうと考えてます。酒粕15キロ、瓜20キロ、塩2キロプラスアルファ、粕に漬け込むときは中ザラメが少々、漬け終わったら甲類焼酎35℃を表面にまんべんなく掛けまわして終わりです。

酒粕の予約、瓜の出具合を見てから一気に進めますというか漬け込みます(^_^;)

漬け込む甕には昨年のが二三枚残ってます。食べきったら甕は洗って乾かしますが、残った酒粕は2番粕としてこれから出回るキュウリなどを漬けます。

これら一連の作業は、タイミングが大事です。

一番は私の体調・・・(-_-;)

瓜の良いのが手に入れば一気に作業を開始します。

これは前のと同じ7年前のですが、今ひとつでしたね・・・

ここ2年は、朝倉市宮野のKお爺さんの有難く漬けておりますが。

彼は今年90才です、元気に畑をしてあることを願っております。といっても私の16年しか違わない先輩です、見習わないといけませんね。

瓜がまったく違います、二つに割ったときに甘い香りがパッとしますし、肉も厚いしとにかく素晴らしい瓜です。今、最後の数枚を食べてますが、しっかり形も食感もパリッとしてますよ(笑)5,6切れでご飯一膳いけますね(-_-;)

瓜、もちろん季語です。

朝露によごれて涼し瓜の泥   芭蕉

瓜そのものの句ですね。汚れていてながらフレッシュを感じますね。

塩の嵩知りし指もて瓜漬ける

母の仕事を見て奈良漬けを憶えました_(._.)_

といったところで

 


毒だみ

2022-05-20 00:32:17 | 俳句

わが家のドクダミ、十薬です。

毎年少しずつ増えておりますが、とくだん用途に使うわけでもなく自然に任せております。

実は今、キバナコスモスという外来種と闘って?おります。

この花は生息範囲がどんどん広がりますので、ここ数年おとなりから来るのか知りませんが、わが家に入って来ました。見た目はきれいなのですがその範囲が広がるのは困ります。それで昨年前までは引き抜いて(根は浅い)処理してましたが、小さな株には除草剤を先日からかけております。

薬の成果が出始めたようです。他の草花には薬はかからないようにしてます。

オフの今日は茂るに茂った雪柳や、柘植などなど玄関への通路沿いの枝を切りました。明日は腕など筋肉痛となりましょう(-_-;)

毒だみや十文字白き夕まぐれ   石橋秀野

画像はまったくこの時間帯に撮りました。

夕どきになにに紛れることなく白い十字の花が印象に残ります。

どくだみの花の白さに夜風あり   高橋淡路女

たぶん今ごろは夜風の中にしっかりと咲いているでしょう。