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一句鑑賞

俳句ブログも長くなりました。この歳なりの記事が書ければと思ってますが、やや怪しげな時もあります。よろしくお読み下さい。

点鐘

2018-05-24 22:19:13 | 日記

ちょっと暑かったです・・・仕事を一つ入れてましたので済ませてから、床屋さんへ。

あの柱時計の点鐘を聞くのが楽しみでしたが、到着して駐車している時に午後零時を報せる、町内放送チャイムがなりました。あぁー残念と理髪店に入り・・・間に合わなかったと言うと、大丈夫です10分遅れていますから(笑)・・・12点鐘を楽しみました。

カットしてもらいながら若き店主と食べ物のお話を・・・彼は若いのだが梅干を漬けたりらっきょを漬けたりとなかなかの実践家です。

頭もさっぱりしたので、みなみの里へお米を求めて行きました。修平君の夢つくしという5キロが2袋残っていました。両方手に取ったのですが・・・一つ戻して一袋だけにしました。

大己貴(おおなむち)神社にお参りしていると、なにかカタカタと軽い音がしています。何だろうとと社の左手に廻ると絵馬掛の絵馬が風で互いに打ち合っていたのです・・・動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=nYDSnmeQTgo

麦刈りも行われてました

 

みなみの里に咲いてました・・・

例句から

橋ありて水なかりけり額の花   高橋淡路女

雨が降れば流れになるような、橋も数歩で渡れるような場所でしょうね。そこに水の代わりに額の花が咲いていたのでしょうか。

あけがたや額の咲くより空ひく〃(低く)   石橋秀野

明け方の雲がやや低く、雲と地平の間が明るみ始めている・・・額の花も咲いている。という景色だと思いますが・・・額の咲くより空が低いと言ってますが、作者が額の花から視線を少し上げたら、もう明け始めていたと見えたのでしょうか。今日の日も心をしっかりとと思ったりしたのでしょうか。私には難しい俳句です。

明日もオフだけど母屋の掃除と不用品の整理です。しばらくは時間があれば専念しないと( ´艸`)

おやすみなさい

 


茨の花

2018-05-23 23:12:19 | 日記

ハラハラニュースばかりで嫌になります。

花いばら・茨の花・野茨の花・・・こちらは日本に古くから自生し、と解説がありますね。ややみっしりと茂り枝には刺があります。白い五弁花を多数つける。とありますが、なかなか見なくなりました。

例句には・・・

愁ひつつ岡にのぼれば花いばら   蕪村

花いばら故郷の路に似たるかな   蕪村

ちょっと街を抜けると、昔は村かな?花茨は多かったのでしょうね。どこに旅しても故郷の路に似ていると感じるほどだったのでしょう。

花いばらどこの巷も夕茜   石橋秀野

疎開してた時の句でしょうか。どこの地に行っても心は晴れない。心のありようを夕あかねと言ってるのかな・・・花いばらの季語がそう思わせます。美しいのだけど、解説にある叢生している様がポイントでしょうね。どこか鬱陶しいのかもしれません。

蕪村も愁いつつと。

 

明日はオフだが朝のうちに少し仕事、あとは消耗品の補充ですね。

 


姫女苑

2018-05-22 22:02:20 | 日記

ヒメジョオン。姫女苑ですね・・・我が家のやや荒れた所にも咲いています。

明治維新前後に渡来したと歳時記の解説にあり、その頃から草や木も開国したのですか。

石塀に午後の寠れや姫女苑   岡本眸

石塀が続く道をちょっと疲れを感じながら歩いているのでしょうか。無機質な石塀に自身の心のやつれを感じたのかもしれません・・・道端に咲いている姫女苑にどこか救われたのでしょう。

秋アジサイの花ですが、なかなか開いてくれません。

 


島原の思い出

2018-05-22 00:49:40 | 日記

島原城は姿のいい石垣積みの上に優美な姿が見ていて気持ちいい。

その深い掘の周囲を歩いたことがある。

城から商店街(でいいのかな?)の方へと下る。

商店街への入り口は通路の下は水が流れていて、その入口の際に・・・たしか泰山木の木が在って水音と木陰がマッチしていい景色だった。

その商店街は道幅数メートルのアーケードとなっていて、買物がてらにぶらりと散歩するのにちょうどいい。途中に湧水がお屋敷の中にある所もあったが、残念ながら開場?否、営業時間まで二三十分あったので諦めた。

アーケード街に昭和のにおいのする喫茶店があったので一休みした記憶があるが、詳細は思い出せない。席のソファーは赤色だった記憶がある・・

商店街を抜けるとさほど広くない公園が左手にあって、道の右側にはベンチがあり近隣のお年寄り(高齢者ではない)さんが十数名ほど腰掛けて、時間を過ごしてらっしゃった。お一人に話しかけた記憶があるが・・・

また商店街に戻り反対側へと抜けると、左手に島原城を見ながら古い商家が残る城下町へ出る。

私が立ち寄ったのは、二軒。一軒は金物商でレトロな道具や用途のはっきりしないが心惹かれるものが多く並んでいた。お店の横はビヨトープ?になっていた。

もう一軒は何屋さんだったか忘れたが、通りから暗い土間を抜けると中庭に出る。建物がぐるっと庭を取り囲んでいるので、異空間に躍り出た感がして心地よかった。その空間を生かして、軽食とコーヒーなどもいただける。

私はメニューを見て・・・驚いたが直ぐにそれに決めた。島原は素麺の産地である。南島原方面からの道中には、素麺製造所の看板を見た。

何を食べたのでしょう?(笑)茹でた素麺をパスタ風にして、なんと!カレーがかけてありました(笑)

島原はお城だけではなくて、歩けば発見の多いところでしたね(^^♪

泰山木の花ですが・・・歳時記の例句に

水迄も匂ふ泰山木の花   星野椿

この例句を見て島原を思い出しました

おやすみなさい