畑では・・・今はハウスが多いだろうが。
専業ではなくて自宅栽培の冬野菜のちいさな畑でも、冬菜の緑は心を和ませてくれますね。白菜、小松菜、水菜などと歳時記にあります。あたりが枯れ進むなかで、「冬菜」の緑はひときわ目を引く。と解説にあります・・・私がオフのときに歩くのはそんな場所。白菜のややだらしなく開いた畑など見ますと、生活がなんとなく見えてくる、あ、いい意味ですよ。しっかりと生活をしてあるんだなという、私ごときとの共感とまでは申しませんが、やや近い感じ。一言で言えば、頑張ってらっしゃる!
例句を見れば・・・
人のかげ冬菜のかげとやはらかき 桂 信子
実際に人がその場に立って影を作っているわけではないでしょうね。畑仕事をしている人と冬菜、白菜の大きく広がった葉などに力を感じられたのではと思います。下五のやはらかき・・・ここが作者の人や作物などへの想いが感じられます。
ひろびろとふかぶかと日や冬菜畑 大橋敦子
冬菜とくに白菜の美しさは黒土との対比で感じませんか?畑土のふかぶかとしたやわらかさを感じるのは黒い土ですね。そういった畑がひろびろとしてわが心に温かいものが湧いているのでしょう。
といったところで、明日もお仕事頑張ります!
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