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一句鑑賞

俳句ブログも長くなりました。この歳なりの記事が書ければと思ってますが、やや怪しげな時もあります。よろしくお読み下さい。

瓜、今年も漬けます!

2022-06-16 23:38:21 | 料理番

オフでした、朝からキッチンの照明器具を取り換え作業。

息子と上手に取り替えました・・・LEDの120W、今までの部屋が見違えりました!

 

先週、JAにじ耳納の里で瓜を見ておりましたので、予約しておこうと出かけました。

売り場のスタッフさんに用件を言いますと、バッグヤードの事務室へ案内されました。

事務職の方は、直ぐに生産者へ電話してくれました。

来週木曜日に20キロです。頑張って漬けるぞって気になって来ました。

漬け込む甕を二つ、洗いました・・・(笑)

あとは体調だけですね(-_-;)

瓜、初瓜、甜瓜(まくはうり)、城瓜、真桑瓜畑・・・季語ですね。

大河ドラマの真田丸、太閤さんも真田昌幸さんも「瓜売り」になって好演してましたね・・・

なんやかや用事が入りますので、2週間前から頭がモサモサして理髪店へ行きたいのですが・・・(-_-;) 明日はいつものところへは行けませんので近隣で探して行ってみようか。

 

 


包丁目、5ミリ幅くらい?

2022-06-10 23:08:26 | 料理番

 

オフでしたんで、お仕事の関係で星野村に行ってきました。

うきは市からの長いトンネルを抜けると、まだ山ん中!

写真の棚田、昔見ていたのですがもう一度見てみようと駐車場へ止めて眺めました。

時期的には田植えが・・・どうなんだろうかと思いましたが。

石積みが特徴なんでしょうね、先客に高齢の方がスマホに収めてらっしゃいました。

しかしですね、よくぞここまで田畑の整備をしたものだと・・・ただただ感心します。時の流れ方が現代の感覚とは違うとはいえ、ただただ感心・・・

その展望台のすぐ下は茶畑がありました。

柱の上に設置されているのは扇風機です・・・霜対策だと思われます。

ここからまだ数キロ先の目的地、星野村農産物直売所「びそん(美村)」で用件をすませました。村は美しいし人の心もととても気持ちいいです(笑)

なんというんでしょうか・・・産業は林業、茶の栽培生産です。

昔むかし子どものころを思い出します。

それこそ茶の入った箱を自転車の荷台に積んで、この山間から久留米市や福岡市はじめ各地に売りに行っていたのです。

当時、母は、お茶やさーん!!と自転車を呼び止めて買っておりました。

当時、昭和30年代ですね・・・わたし幼少の記憶に鮮明です。

星野村のとあるお茶さんに10年ほど前に入ったことがありますが・・!!

なんとその当時の、自転車に茶箱を積んで当時のご主人の立派な写真が飾ってありました。思わず、当時のことをそのときの主さんと話したものです。

山間から町に箱いっぱいの茶を摘んで、道は下りですから楽だったでしょう。帰りは茶は売れたとしても、家路は長い長い登りなのですね。

昔の人は強かったとはよく言われますが・・・想像できませんね<(_ _)>

 

というわけで八女市に下りて来まして、久しぶりに蕎麦「史蔵」へ行きました。入り口の前に人が待っております、説明書きが書いてありまして、スタッフさんの案内があるまで待たなくてはならないようです・・

私の背中がお店で、その通りを一枚。

店内はレトロです。

天ざる、こちらでは、てん盛りというそうです。

昔は気楽には入れたのですが、なんか昨今の風潮でしょうか客の心意気というものが出せなくなったのが寂しい。私の歳のせいかな?

途中に寄ったJAにじ、耳納の里ではいつもの生乳ソフトクリームを食べました。お気に入りです・・・それと売り場に瓜が出ていました。生産者名など頭にインプットしました。今年の奈良漬けは、こちらのを使ってみようかと。

なんかかんかと用事を済ませて午後2時半帰宅。3時からは炊事に取り掛かりました・・・御馳走?

田楽味噌を練ったりしたもんで早めに取り掛かりました。

茄子を二つ割りにして皮側に包丁を入れてフライパンにごま油で焼いて、味噌をたっぷり乗っけて食しました。美味。

 

 


なんで鴫焼きなの?

2022-06-01 00:17:18 | 料理番

鴫焼(しぎやき)、鳥の鴫を捕らえていわゆる焼き鳥にしたものではありません(-_-;)

茄子です・・・歳時記の解説には。

二つ割りにした茄子を胡麻油などを塗って焼き、練り味噌を塗ってさらに焼き上げる。と解説にあります・・・料理番としてはこの通りではありませんが、茄子を二つ割りにしてフライパンで焼き、味噌だれは別の小鍋で練り上げて食しております。

例句は・・・

鴫焼や高野の坊の一の膳   松根東洋城

鴫焼や衣重ねたる雨の冷え   石川桂郎

と二句載っておりました。

高野山の宿坊はその海抜から夏でも朝晩はとても冷えますね。季節は夏、茄子を焼いての一品に身も心もほっとしたのでしょうか。

雨の冷えとあるように、夏でも温かいものを食したくなりますね。

まだ茄子は売り場に並びませんが、出始めたら作りたい逸品です。

ところで松根東洋城は漱石宅に出入りしてた御仁です。漱石の一句に・・・出てきます。漱石が病んで寝ている枕元にきて、「やたらうるさき・・・云々」と漱石の全集に一句詠まれています、今から書棚に行く気力はありませんのでうろ覚えで書いてます(^_^;)

しかしほとんど自由に訪問できる人というか、漱石がそれを許していたお一人でしょう。病んでいるのに枕元でいろいろと話しかけられるのは・・・煩いけど許していたのでしょうからね。

といったところで、今夜も夏の食べ物が続いております。

明日はなにを作りましょうか、今夜は大根と手羽元をフライパンで焼いて水を足し砂糖、醤油、オイスターソースなどで煮込みました。

 

 

 

 


チャンプルー

2022-05-31 00:28:04 | 料理番

初物のゴーヤーです・・・もちろんハウス栽培。チャンプルーにしました。

歳時記を開けば・・・秋の季語です。

立秋過ぎて地面のほてりもまだまだこれから、そんな時期にゴーヤーは・・・

小路では日除けにも植えられたりします。

季語としては、荔枝(れいし)・苦瓜・ゴーヤー。

解説は長いので端折ります・・・(-_-;)

例句は秋ですから、その辺を考慮して読んでくださいね。

いつしかに割けて風生む蔓荔枝(つるれいし)   中村奈美子

これも日除けとして植えられたものでしょうか、実は熟れると割けます。そこまでにもなって陽をさえぎり風をというのでしょうか。エアコンなど無い自然の風が夏の終わりを感じさせるものだったのでしょう。

苦瓜の路地より手織り機(はた)の音   栗田やすし

これも昭和の時代、日除けとしての苦瓜ですが、これは家の中から手織りの音が洩れてきているのです。

小生、高3のときでした。友人が西区姪浜に住んでいてときどき遊びに行ってました。狭い路を歩いていますとパタンパタンと手織りの機の音が聞こえます。友人になんやろう?と聞きますと、博多織ば織りよんしゃったい!

ふーん!と感心したものでした・・・そのあと二人で能古島へ渡る姪浜港へ行き、ほとんどすっぽんで防波堤まで泳ぎました。

そんな記憶がよみがえる、パタン、パタンでした。

食としては苦瓜の例句は載っておりません。エアコンの無い時代、自然の風と日除けの為の荔枝でした。

今夜のチャンプルー・・・味が今ひとつ、久しぶりで感が戻っておりません<(_ _)>

 


軒先低く

2022-05-17 00:45:41 | 料理番

筍も終わりました・・・いつものAコープにこれでもかと出ていた茹でた筍が終わって、それでも少し出ていたのは先週まで。

今シーズンはなんど買って調理したかなと、鶏肉と煮たり、豚バラと炒め煮にしたりと五回ほど食べました。それからピースご飯、これはピースが今が旬ですね。もうなんどか炊きました(笑)。この時期の楽しみの一つですが、明日への元気につながります。

さて豆ごはん・・・豆飯(まめめし)・豆御飯、美味しい季語ですね。

豆飯や軒うつくしく暮れてゆく   山口青邨

今の住宅建築とは姿が違うころの句ですね。つまり「軒」が屋根の勾配の下りきったところに、隣家とも高さを揃えるように続いているのです。どの家もこじんまりとしてますが、暖かな暮らしがあるのですね。

軒うつくしく・・・ここが素晴らしいですね。うつくしくを漢字で表してもいいのですが、そうなるとどの家も同じに見えてしまう。豆飯の家はたぶん、特別な夕暮れを楽しんでいるのでしょうね。

あをあをと雨の一日(ひとひ)の豆御飯   関森勝夫

あ音の韻が心地よい句ですね。雨でふだんであれば気持ちも沈みますが、青葉の雨ですし豆御飯の夕餉となれば、「あをあを」が生き生きと響きます。

山口市の萩往還の街並みを思い出しましたりしてました(笑)

今の若いお母さんたちは子供たちのために豆御飯を焚いているかな(笑)

3年前の二つ紋の天道虫さんです(^_^;)

黒い面は景色を映すほどです。