春江美術館・画廊春 (彫刻家 奥村信之・描く詩人 水村喜一郎作品常設) 

春江美術館・画廊「春」作品展示の様子を 画廊犬コテツと共にお伝えします。

「匂いたつ詩情 水村喜一郎展」のご案内

2017年03月01日 | 水村喜一郎 画家

先日の川本良徳作陶展ではたくさんの皆様にご来場いただきありがとうございました。

作家も大変喜んでおり、今後の制作の励みとなると話していました。

画廊春はこの3月に開業3周年記念企画として、3/17~26日の会期で水村喜一郎展を開催します。

水村喜一郎は小学校1年の時高圧電線に触れ両腕を肩からなくしました。

絵を志し画業に励まれ、絵描きとして独立されました。

作品には哀愁の漂う中に、秘めたる力が感じられ、多くの美術ファンがいます。

2013年には長野県東御市に水村喜一郎美術館が開館しました。

天皇皇后両陛下もファンであり、作品を何点かコレクションされております。

昨年には2冊目の画集を求龍堂より出版しました。

20年程前より水村作品をコレクションしてきたことが縁で企画させていただいております。

当画廊にて2回目の個展です。

明日より少しずつ、今回展示致します水村作品をご紹介しますので、お楽しみください。

 

略歴等

1946年、東京都墨田区向島で、とび職の親方の長男として生まれる。

遊びざかりの9歳のときに、高圧線で感電し両腕を肩から失う。

不自由さを伴いながらも、先生や友人たちの温かい応援を受けながら、手の代わりに口と足を使って何事にも果敢に挑んだ。

小さい頃から画家を夢見て、事故後すぐ口に筆をとり、14歳の時から油絵を描き始める。

17歳の春には展覧会で初入選。これを機会に油絵への情熱が高まり、創作活動に打ち込む。

独特の力強い色彩で描かれる重厚で詩情にあふれた作品から、「描く詩人」と呼ばれている。

多くの公募展で受賞を重ねるほか、個展も各地で開催。

本格的に画家としての作品発表の場が増えるにつれ、交友関係も広がり、須之内徹、水上勉、兵藤和男、窪島誠一郎、梅野隆などとも親交を深めていく。

20135月、長野県東御市に自身の作品を集めた「水村喜一郎美術館」を開設した。

主体美術協会会員、口と足で描く芸術家教会会員、日本美術家連盟会員

 

画廊春では水村作品の他に、ローマ法王を刻んだ彫刻家、奥村信之作品も常設展示しておりますので併せてご鑑賞ください。

大垣市藤江町4-14 画廊春 代表 田渡達久

   Tel    :  0584-78-0043 

       Email  :    dentotakkyu@yahoo.co.jp

   Blog 「大垣市 画廊春」で検索  

   奥村信之HP アドレス→ http://www.okumura.it/

 

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