あんまの新あそび日記

平凡ではない50代リーマンです
育児に奮闘しマネーの勉強を続け
家庭生活全般の事を書き綴っております

キムニイ

2010年10月18日 | Weblog
最近は仕事で役柄、面接なんぞを執り行っている。
アタクシそんな偉そうな身分ではないのだけど、まぁ仕事だからしょうがない。
この面接はイロイロな人が居る。
過去に会社を転々とした経歴の方々が多く、辛い厳しい過去を持っている方々が非常に多い。
イロイロ考え込む。世知辛い、世の中だと痛感する。

そんなこんなで通勤帰りに舞浜駅。
帰宅のピークになる武蔵野線は満員で人々が溢れそうだ。
そこでベビーカーを転がしているヤンキーぽい夫婦が居た。
子供は2歳位だろうか?
アタクシ普段は『こんなラッシュの時間に子連れで電車に乗るくらいなら、ディズニーに来るんじゃね~!』
と思っていた。

けどまぁ子供が汐位だし、この武蔵野線を逃すとあと25分くらい待たねばならん。
可哀想だ。
アタクシヒップアタックを慣行して、『カモーン!ここ乗れるぜ!』とヤンキー夫婦を呼び寄せた。
キムニイ風の父親は結構怖い顔だ。
奥さんは、ヒップアタックでの空いたスペースにベビーカーを押し入れた。
ベビーカーの子供は若干人混みに押されている。
そこでキムニイ『おいおい!押すなよー』と半分怒りながら電車内に入る。
俺は『とにかく電車に乗れて良かったなぁウンウン』と言う顔で見守った。
ところが、キムニイも奥さんも全く俺の顔を見ないでヒップアタックの場所でノウノウとしておる。
『なんだよ。俺、チョット悪い事したのかなぁ?』とチョット後悔。
『別にお礼を言って欲しいからヒップアタックをしたのではないが、チョットなんか挨拶があってもインじゃね?』
『やっぱり世知辛い世の中なんだなぁ。』
なんんて思いながら車内で読書を慣行した。

西船橋にて、トントンと肩を叩かれた。
振り向くとキムニイだ。
満面の笑みを浮かべて
『さっきはどうもありがとうございました』
なんかチョットウキウキ気分になった。
『イヤイヤあたくしも子供が居るもんでね。気をつけて帰ってくださいね』
と返した。
ナカナカ気持ちの良い気分になって
『世の中、ナカナカ悪くない』と思って帰途についた。
コメント
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