さば祭りのご紹介の続きです。
好評だったロープ教室は昼で終了。
片付けをした後、学園に戻って昼食です。
さば祭りの昼食は、恒例のバーベキュー。
食材はたっぷり用意してありましたが、今回は差し入れ多数!
舎監さん、非常勤職員、学園OBなどのご厚意です。
昨年は食材が大量に余って困りましたが、
今年の生徒は良く食べる...
無駄なく食材を使えて良かったです。
肉がたくさんあるのに、山盛りの白飯だけを焼き肉のタレをかけてワシワシ食べるやつ...
その後、肉も食べてました。
なんで白飯だけ食べるんでしょうね??
これで遠洋航海実習前の大きな行事は終わりです。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
11月下旬からは、遠洋航海実習で生徒が不在となります。
生徒の様子を見学したい方は、11月中旬までの平日にご来園ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
園長のつぶやき
このブログでは生徒の顔が写っている写真を中心に作っています。
学校の主役は生徒であり、そのがんばっているところを紹介したいからです。
入学した生徒たちは、今までにないくらい勉強、実習をがんばります。
でも、残念ながら全員ではありません。
その一部の、一年間がんばることができない生徒が退学していきます。
平均すると卒業まで学園にいるのは8割くらいでしょうか?
他の専門学校では、退学する生徒や学生数を公表しません。
だけど、私は積極的に公表はしませんが、隠すこともありません。
学園の見学者にはお話ししています。
ところで、卒業時に国家資格が取得できる専門学校は多いです。
そして、その国家試験の合格率が、専門学校の評価につながります。
ここでカラクリがあって、合格できそうな学生だけ受験させます。
どうするかというと、成績が悪いと留年になり受験できなくなります。
そして留年を重ねると退学になります。
全部が全部じゃなくて、こんな操作をしない学校も、あるでしょうけど。
ちなみに、文部科学省の資料によると、理学療法士の学校の場合、
全国平均で卒業率【=留年せずに卒業、国家試験に合格する率】は65%くらいです。
資格をとることもない大学の場合、就職率で評価されます。
この場合は、多少成績が悪くても、卒業できます。
卒業してアルバイトをすれば、就職者として数えます。
あるいは就活をあきらめた学生を希望就職者から除外します。
そうすると、就職率が100%に近くなります。
そして、専門学校でも大学も、中途退学数は少なくありません。
学園は、こんな手法はとっていません。
卒業まで残った8割の生徒は全員を漁業就職させています。
学園に特別な指導があるかと言えば、そんなことはありません。
でも、二つだけ理由があります。
少人数制で生徒の一人一人を常に見ること
寮生活で、生活習慣を見直し、仲間とがんばること
これが他の学校にない点です。
もちろん、この8割を10割にしたいです。
ただ、全員を漁師にすることを考えると、
この8割というのは、そんなに善戦しているように思います。